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暴風雨の中のスタート

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テントで寝ていたら3時ごろ大きな音で駅のドアが開けられびっくりした。何かなと思って覗いてみると新聞配達の人だった。駅舎で新聞を仕分けして配る用意をしていた。

今度は5時過ぎに又、ガラガラとドアが開けられた。今度は女性の声で「テント!!」と言う叫び声が聞こえた。テントのチャック開けて見ると女学生だった。私を見ると驚いて逃げ出していった・・・何てことだ。

再び寝ようと思ってテントを閉めると、今度はガヤガヤと大勢の話声が聞えてきた。地元中学の部活の生徒だ。引率の先生と一緒に試合に行く途中のようだ。まさかこんなに早く列車があるとは思わなかった。このまま居ては迷惑がかるのでテントの回収をすることにした。みんなの視線を浴びながら慌ててテントを回収した。又、睡眠不足だ。

駅を6時15分スタート。外は強烈な暴風雨で海から「ゴーゴー」と唸るような波の音がする。昨日は追い風で走るように歩けたが今日は向かい風だ。帽子を飛ばされないようにして息を切らせながら歩く。

海は波が高く、青と白のコントラストが目に眩しい。まさに日本海の海景色だ。昼過ぎ、新しく出来た歩道を歩いていたら、なんと行き止まりだった。なんて事だ!。仕方ないので引き返していると大型トラックが横を通り過ぎ、帽子が風で飛ばされ谷底に飛んでいった・・・・・。長年、愛用してきた帽子なのであきらめるわけにいかない。道路を下り迂回してやっとの思いで拾った。泣き面に蜂とはこの事だろうか。

今日は近くに駅舎がないので旅館に泊まる事にした。宿泊先は浜田市の畑岡旅館だ。歩くほうもいくらか慣れてきてので今日は少し歩き過ぎのような気がする。


大波の 大浜道の海岸
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                  土田町の漁港
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                  ナニコレ珍八景 道路に生きる竹
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by musashigaiku | 2010-03-21 21:05 | 島根県  

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