カテゴリ:鳥取県( 4 )

 

涙とアクシデントの鳥取

3/30


白兎の道の駅は快適だった。休憩室は24時間あいていて暖房が効いている。歩くたび、こんな道の駅があれば助かるのだが。

鳥取は上の娘が学生の頃住んでいた街で、何回か遊びに行ったことある。娘が免許を取ったとき、車はこちらで見つけ鳥取まで私が運転していき、帰りは今まで乗っていた50ccバイクを私が乗って帰ることになっていた。

アパートから翌朝、帰るとき、こんな所で一人で暮らしているんだなー・と思うと、せつなくて涙が止まらなかった。500km近い距離をバイクで帰るのは大変だったが、途中、娘のことを思うと幾度もヘルメットの中から涙が溢れた。

今日は久々の天気で気持ちが良い、カッパも着なくてよいし、荷物のきずかいもいらない。9号線を歩いていたが、どうしても鳥取砂丘の方に行きたくなったので峠を越え海側に出た。

砂丘は当時とあまり変わってなかったがリフトが道の上を移動していて驚いた。人が乗って移動しているので、これはと思い慌てカメラを出しシャッターを切った。砂丘の方も記念にシャッターを何枚か切る。

腹が減ってきたので何か食べようかと思ったら、海鮮丼の店があったので少し贅沢だが食べることにした。いつもコンビニの安い弁当なのでたまには贅沢もいいだろうと思い1050円奮発した。さすが海が近いだけあって、魚介類がシコシコしてとてもおいしかった。

地図を見ていると浦富海岸という海にきれいなところがあるので、行ってみることにした。所がこれが失敗の元だった。東浜道路と言う所を浜松に向かって歩いていたら。、車に乗っている人から声をかけられた。その先は車専用道路なので歩いては通れませんと言うので、道路標識を見ると歩行者や自転車は進入禁止と書かれている。まったく気がつかなかった。言われなかったらそのまま歩いていたかも知れない。

旧道はあるのだが、見上げる様な坂が山の上まで続いている。話を聞くと民家もなく、ほとんど人気もない道なので今から歩いていくと多分、暗くなるかもしれないと言うので、その道はあきらめた。仕方ないので岩井温泉のある九号線の方に戻る事にした。峠は大変な坂で下に出るまでくたくたになってしまった。

9号線のコンビニによって今のいる位置を確認してもらったら、とんでもないことになっていた。このまま歩いていくと海沿いの歩く道は途中で途切れてしまうではないか。これでは日本一周にならない。困ったことになった。もう時間は17時過ぎているし戻るわけにはいかない。近くに岩井温泉と言う温泉街があったので宿泊場所を探したが高くてとても泊まれそうもない。仕方がないので取り合えず温泉でも入って、ブログの更新をしてこれから先のことをえることにした。


                今日の写真

                鳥取砂丘 何度来てもすばらしい
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                 砂丘リフト 思ったより良くないな
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                 根性がある松  
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by musashigaiku | 2010-03-30 20:45 | 鳥取県  

もらった きんつば

3/29



ビジネスホテルのベットでゆっくり眠った朝はすがすがしい。7時30分に倉吉駅前をスタート。長い峠を下ったあたりで白いものがパラパラと落ちてきた。ミゾレだ。もうすぐ4月だと言うのに寒さは
以降におさまる気配がない。

近くのコンビニで朝食、カレーとインスタント味噌汁あさげ、この味噌汁には随分お世話になった。島根県ではシジミ70個分と言う味噌汁も飲んだ。シジミ70個分とは何のことだろうか。

しばらく歩いていると自転車のキーと言うブレーキの音がした。顔を上げて見ると、紺のジャージに白のヘルメットの女子中学生が止って後ろを振り向いた。色白で大きな瞳の人形のような可愛い顔をしていた。すこし、はにかんだ顔で「日本一周ですか」とポツリと言った。私が「はい」と言うと、笑顔で「頑張ってください・・・・」と言って自転車は走りだした。

すこし走った後に思い出したように自転車は止まった。なにやら前かごをごそごそと探している。そして「はい」といって白い小さな四角の物を差し出した。「何ですか」と言うと「きんつば」ですと言って自転車は走っていった。

大きな声で後ろから「ありがとう」と叫んだ。その声を聞いて、小さな右手を振り上げた。さわやか、としか言えないような出来事だった。いいお嫁さんになるだろうなと、心の中でつぶやいた。

昼過ぎごろから風が強くなった。さらに坂道が連続して続きハァ・・ハァ・・と息を切らしながら上った。10歩進んで一休み、又、何歩か進み一休み、この繰り返しだ。体力は極端に消耗し、汗が下着に染み出た。


浜村という所からさらに激しさが増し、道路横に堆積している砂塵が巻き上がり顔に容赦なく叩きつけた。前がかすみ見えないくらいだ。雨はある程度慣れて来たが、まさか、砂塵が降るとは思わなかった。

今日は鳥取手前の湖山駅まで行く予定だったが、17時過ぎにちょうど道の駅があったので、ここに泊まることにした。休憩室は24時間、開放しているようだ。人の出入りは多いが暖かそうなので適当なところにテント設営することにした。

本日の記録

コース・・・倉吉駅~白兎(道の駅)
歩数・・・・・・50,100歩
歩行距離・・・37.6km
累計距離・・・・581.3km


                 今日の写真              

                東郷湖の白魚取り
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                 砂塵飛散?防止柵  
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                もらったきんつば
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                砂塵で霞む国道
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by musashigaiku | 2010-03-29 18:09 | 鳥取県  

居眠り ウォーキング

3/28


名和駅6時前スタート。昨日もあまり眠れなかった。今日で駅舎の宿泊は3日目、毎晩眠れてないので今日こそはと思っていたが、やはり、あまり眠れなかった。睡眠不足のため、何だか頭がぼーとしてはっきりしない。歩きながら意識が途切れ、一瞬眠っている時が、たびたびあった。。

国道沿いを歩いていても何もないので、出来るだけ裏道を通るようにしているが、これも問題があり、遠まわりになりとんでもない道に出ることもある。

しかし日本海側の漁村は本当に素晴らしい。古き良き時代の風景が手付かずで残っており、非常に魅力的な場所だと思う。私が歩いているのは、ほんの一部分でしかないが、それでも魅力的な場所がたくさんあり、どの道を選ぼうか、いつも迷ってしまう。

8時過ぎ、あまり眠いので倉庫の陰でマットをしいて寝ようと思ったが眠れなかった。12時前、道の駅で休み、電源をかりブログの更新をおこなう。さあ歩こうと思ったら、60歳ぐらいの男の人に話しかけられる。記念に写真を撮らせてくださいというので撮ってもらう。

さらに2時間ぐらい歩いてコンビニに立ち寄ったら、又、その方がいてコーヒーでも飲みませんかといってジュースをおごって頂いた。どうもキャンピングカーで旅をしているようで昔は歩きや自転車で日本一周をしたといっていたが、コンビニで私が来るまで待っていたのではないかと思った。北海道で又、会いましょうといっていたが、歩きと車では速度が全く違うので、会えるわけなさそうだが・・・。それにしても、よく不思議な人だった。
北海道にたどり着いた時、本当にまた会ったりして・・・。

今日は下北条駅の近くの旅館に泊まるつもりだつたが、旅館はもう営業していなかった。仕方がないのでもう一つ先の倉吉まで行くことにした。駅近くに安価なビジネスホテルがあったので、そこに泊まることにした。今日も良く歩いた。約40km、11時間以上歩いている。

                 今日の写真

                       眠くて下ばかり見ていたので
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                           ナニコレ珍百景、
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                          地元の北条中学生と
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by musashigaiku | 2010-03-28 20:19 | 鳥取県  

雨ふって地かたまる

2/27



14日にスタートして約、2週間が過ぎた。悪戦苦闘の連続で必死に歩いてきた。2日目に無理をして入院騒ぎ。それ以降、雨が頻繁に続き、峠が幾度も続き、体力は限界に達した。その後、暴風雨にたたかれ、寒くて夜は眠れず、睡眠不足で意識が薄れながら歩いた。それでも頑張ってこれたのは、家族の支えや、皆さんの励まし、それにもう一息の精神・・・・

「もう一息もう一息と言うところで、くたばっては何事もものならない。もう一息それをもう一息、もう一息もうだめだ、それをもう一息、勝利はたいへんだ、だがもう一息」 武者小路実篤

昨日は荒島駅にテント設営、駅内にある駐輪場の手島さんには随分お世話になり、テントを張る場所も提供して頂いた。今日こそ熟睡出来ると思ったのに寒くて、寒くてやはり眠れなかった。寒いはずだ。夜の温度は氷点下以下だった。

朝、7時に手島さんと駅で待ち合わせしていたので6時過ぎからテントの回収する。昨日の礼をいって、スタートしようとしたら、「慌てて行かなくてもいいでしょう、ゆっくり飯でも食べていきなさい」と手作りの弁当を頂いた。

一瞬、言葉につまり目頭が熱くなってしまった。弁当はおにぎり3個、玉子焼き、漬物、黒豆、等でオニギリはまだほんのり温かく、美味しくて心まで温かくなってしました。手島さんの住所や連絡先を聞き礼をいって駅をスタートした。後ろから「がんばって」と声が聞こえた。

今日は久しぶりの天気だ。心まで晴れ晴れとする。カッパを着ないでよいと思うとそれだけでウキウキした気分になる。しばらく歩いていると飯島橋という所に川があり、船が何隻も停泊していた。船には三角の屋根がそれぞれあり、その向こうに木製の橋がたたずんでいる。一昔の情景がそのまま残っている。これは・・・。と思い、早速、カメラを取り出し、夢中でシャッターを切った。

それから米子市に入って、又、魅力的な被写体を発見、廃屋の窓の写真だ。芸術的なので30分ちかくかけて撮影した。少し進むと、またまた面白い被写体を発見!写真にするには人物か何か脇役が必要だったので、通りかかった青年に声をかけ、モデルになってもらった。

事情を説明すると、びっくりして、「すごいな・・・。」と言って、「頑張って下さい」とコーヒーをおごってくれた。「尾藤イサオでいいですか?」というので、一瞬何のことかと思ったら微糖コーヒーの事だった。今の若者はそう呼んでいるらしい・・・。

今日は快調に歩けた。坂もないし、雨もない、まるで飛ぶような勢いだ。17時40分。名和駅(無人)の手前の食堂でブログ更新と食事。名和駅に20時に到着。今日はここでテント泊。ほとんど疲れはないし、まだいくらでも歩けそうだ。今日は寝れるかな・・・・。

本日の記録

歩数・・・・・・56,600歩
歩行距離・・・・42・4km


本日の写真

                   色々お世話になった手島さん
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                 田んぼの中の氷、寒いはずだ        
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                 米子、本通りのストリート ミュージシャン
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                 風車と太陽
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                  飯島橋、船だまり
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               米子の街角で   
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by musashigaiku | 2010-03-27 19:13 | 鳥取県