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ホームシック

5/30

ホームシックと言うものがあるが歩く旅に出て、普段は家に帰りたいとか、子供や孫の顔を見たいとか思ったことは一度もないと言えば嘘になるが、それに近い状態であることは間違いない。

もともと環境適応力があるほうなので、転職してもすぐにその状況に馴れて普通に働けるようになるし、歩く旅も気持ちが前へ前へと向いていて先の事しか考えてないと言うのが現状である。

それでも、確実にホームシックになる時がある。それは夕方の5時に鳴る唱歌メロディーだ。

「夕焼け小焼けで日が暮れて山のお寺の鐘が鳴る・・・・・・・・・」この哀愁をおびたメロディーがなるとまずお袋の顔が浮かび、嫁さんの顔が、家の全景が、自分の部屋が、次々と浮かび、「あー・・・・家に帰りたい」・・・と切実に思いがつのり涙が出そうになる。

「蛍の光」のメロデイーがもし鳴ったら確実に泣いてしまうのではないかと思う。最近はこのメロディーが流れてくると手で耳を押さえて聞かない事にしている。それほどせつなく、やるせない気持になるのだ。やはり音楽の力と言うものは凄いなと思ってしまうのである。

襟裳岬を過ぎてから急激に温度が下がってきているのではないかと思う。それまでは駅で寝てもあまり寒さを感じなかったが最近は寒くて、寒くて、いつも震えながら寝ている。

昨日の厚内駅も寒くてなかなか寝付けず、目覚めも早かった。駅を6時過ぎにスタート。最近は雨も降らず天気が続いているので快適に歩ける。朝飯を食べてないので昨日、買った甘納豆を食べながら歩く。粒が大きくボリュームがあるのでそこそこの朝食代わりになる。

10時半、音別町の食堂で朝飯兼昼飯のそば定食を食べる。年寄り夫婦がやっている古い食堂で調理に時間がかかったが、豪華な定食で非常に美味しかった。記念に写真を1枚撮る。

14時過ぎ、100円ショップで買い物、食材を入れる袋、爪切り、チャック式袋、その他、を買う。明日はいよいよ釧路に到着する予定。わりと大きな町なのでユニクロで(Gパン)あれば小型ギターもその他、欲しいものがあるので是非寄りたいと思う。


あまり早く着くと商店が開いてないので今日は少し手前の無人駅の西庶路駅で宿泊予定。近くに食堂があったので夕食兼ブログをする。


今日の写真


                   
                  お世話になった駅
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                 フキの群生地
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               美味しかったそば定食
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               昼間でこの温度 寒い筈だ
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               浄土への道(流れ) 川から海へ
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                緑の毛が生えた草?群生地                  
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                  枯れ木
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                  熊笹の山
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by musashigaiku | 2010-05-31 18:55 | 北海道  

貰ったおにぎり

5/29


昨日は寒くて眠れず、どうせ眠れないのならと4時にテントを回収して4時半にスタート。牧場主にお礼を言いたかったが朝が早いので迷惑をかけても悪いので、心の中で礼を言って歩きだす。

早朝なので外は薄暗く車もあまり通らない。鳥の声を聞きながら何もない道路をトボトボ歩く。昨夜はラーメンと缶詰めだけなので朝から腹が減って力が出ない。歩いても歩いても商店やコンビニはなく、腹が背中につきそうなくらいペコペコになる。

9時過ぎ浦幌町に入ってから、やっと店らしきものが見えた。花と野菜のスタンドと書かれた看板が見えた。ガソリンスタンドが多角経営しているのかと思ったらそうではなかった。

閉鎖したスタンドを借りて花と野菜を売っている店だった。ドアを開け藁をもすがる気持ちで「今日は。アー腹減った・・・・何か食べるものはないですか」とすがるような声で言った。

店内を見たら腹の足しになるような物はなかった。するとそこの店の方が「おにぎりならありますよ」と明るい声で言って銀紙に巻かれたおにぎりを2個持ってきてくれた。

手作りのおにぎりなのでその方が昼に食べようと作った自分用のものだと思った。本当にこれ食べてもいいんですかと聞くと「大丈夫です・・どうどどうど」といって進めてくれた。「それでは遠慮なくいただきます」と言ってありがたく食べさせてもらった。これでどうにか腹の虫は治まったが、ただで食べるだけでは悪いのでお店の商品の「甘なっとう」を購入した。

本当に親切なも店でまだ開店して間がないようだけど、こんな店なら花も野菜も安心して買えるだろうなと思った。

11時過ぎ浦幌町の町内に入った。国道沿いに中華の店があったので、そこで食事してブログの更新をする。
昨日から今日にかけて食べれない苦しさを味わった。これからは少し重たくても、保存食のようなものを常備する必要があると、近くのスーパーで買い物をした。

お菓子5個、ソーセージ、インスタントラーメン、にんにく、乾パン等をまとめて買った。これでまず一安心だ。ただ、あるものはすぐ食べてしまう癖があるので、保存出来るものは食べないようにしようと思った。

今日は音別町まで行く予定だったが、ブログや買い物で時間をとり、一つ手前の厚内まで行くことにした。厚内は国道から、かなり離れていて到着したのが18時前だった。駅は無人で近くに商店があり、待合室も泊まれそうで電源もありラッキーだった。



                 今日の写真



              お世話になった牧場            
 
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          十勝川 北海道は川までスケールが大きい
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                広大な 十勝川 河川敷         
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                   水辺の花
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                    珍しい草
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                    釣り人
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        お世話になった 浦幌町の花と野菜のスタンド
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            巨大なフキ 直径1m位ある
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by musashigaiku | 2010-05-30 19:30 | 北海道  

川の流れの如く

5/28

今まで海辺の町を歩いて来て、幾度も海に流れ込む川を見てきた。その水を見ていて、ふと思った事がある。

水の立場になって考えると俺は川の水だ、川の水だと、生きて来たのに、海の中に吸収され消えてしまうのは嫌だろうなと思う。いくら、嫌だ、嫌だと言っても川の流れは誰も止める事は出来ない。海に流れ込んでしまえば自分の存在すら分からなくなってしまう。

人間も川の水と同じだなと、つくづく思ってしまう。いくら嫌だ嫌だと言っても死から逃れられる事は出来ない。

川の水も最初は小さな雨が山に落ち、谷川にせせらぎになり、沢の水になりやがて大河なって、海に流れていくのだ。大地を潤し植物を育て、動物の命の水となり、やがて海に帰っていく。

人間も川の流れに,まかせ生きていくだけでは、最後は嫌だ嫌だといっても手遅れになる。大地を潤し植物を育て、動物の命の水になれるよう、努力し、悔いのないように生きれば海が迎えにきても、あるがままに受け入れられるのではないかと思う。

加山雄三の「旅人よ」の中にこんな台詞があった。

「人間はみんな旅人だと思う。みんな平等に一度だけ与えれれるのがその人の一生なのだ、そう思えばもったいなくて粗末になんか出来やしない、自分に授けられて力の中で精一杯生きて、人にも自分にも生まれてきて良かったと思われるようなの人間になりたいと僕はいつも思っているだが」・・・



昨日は音調津漁港の便所にお世話になった。便所にお世話になったとはおかしいが、朝、誰かが来たら迷惑になるので早めにテントを回収して5時35分にスタート。

7時過ぎ海岸の荒れた海のなかで大勢の男達がこんぶ拾いをしていた。上下のカッパを着て、手には竹竿のような長い棒を持っていて、潮の流れに合わせてコンブを棒で引っ掛けているようだ。

海岸では女の人が何人も昆布の梱包をしていて、道路にはウインチの付いた軽トラックが何台も止まっている。これは面白いと思いカメラを慌ててバックから出した。レンズが少し短いようなので望遠レンズを出して三脚をすえてシャッターを切る。

さらに海辺に下りていって撮影の許可をもらい、色んなアングルで撮影する。厳しい自然の中で働いている人達・生活観に溢れた素晴らしい被写体だと思った。


昨日、便所に泊まったのが幸いした。先に進んでいればこんな被写体に出会うことはなかった。便所に感謝しなければいけない。「人間万事塞翁が馬」かもしれない。

9時前にコンビニ弁当を食べる。リックを背負っていると時々背中が痛くなることがあるので、今日は武蔵号に背負ってもらい歩いている。これだと驚く位に体が軽くなり、楽に歩ける。

昼過ぎにひとつ先の町の食堂で昼食、ブログ残りがあったので更新する。食事の時間を含め1時間近くかかったが仕方がない。

大樹町に道の駅があると聞いていたので寄って見る。24時間の待合室があり、畳の部屋もある。ラッキーだ、夕食の買い物をして、道の駅で電源をかり、さらにブログの更新をする。



                          今日の写真


               お世話になった便所
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                珍しい黒いラインの入った鳥
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                昆布拾い  1
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きれいなフンベの滝 1
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by musashigaiku | 2010-05-28 19:43 | 北海道  

黄金道路

5/27 曇りのち雨

昨日襟裳の民宿(仙庭)は楽しいひとときを過ごせた。普通なら無人駅で淋しくインスタントラーメンを食べているはずだが、同じ目的を持った仲間と一緒に食事をして宿泊出来たことはラッキーだったと思う。

ここは元々はユースだったので皆で歌うためのギターがや大きな歌詞カードもあった。せっかくなので皆の前で拓郎の落陽と襟裳岬を歌った。丁度、自転車日本一周人の栃尾さんが今日、誕生日なので
お祝いをかねての宴だった。

朝は7時半から全員で食事、家族的な雰囲気の中で新鮮な食材の料理を食べ幸せな気分にしたる。何を食べても美味しいのでご飯は大盛りで2杯も食べてしまった。おまけに昼のおにぎりまで作って頂き本当にありがたい。

他の3人は3日間も足止めをくらい、ここでゆっくり骨休めが出来たのに私は運が良いのか悪いのか、昨日、通行止めは解除されたので今日出発しなければならない。正直いってもう1日位宿泊したかったのだが通行止めが解除されたので何時までも逗留するわけにはいかない。

8時頃から皆で出発の準備をする。出発前に日付の入った記念写真用の板を持って全員で記念写真を撮る。別れ際はちょっとせつなかったが仕方のないことだ。9時に全員で民宿をスタートする。ここのお母さんから「みんな頑張れ」と旗を振って見送ってくれた。

歩き始めてから自転車に抜かれバイクに抜かれ、一人ぼっちの歩きが又、始まった。今日は336号(黄金道路)と言う区間を歩く。何が黄金かなと思ったら「黄金を敷き詰めるほどのお金がかかった道路」と言う意味で付けられてらしい。

最初は平坦な道路だったが次第に道が海沿い寄りになり、左は切り立った山で右は時化た海が永遠と続きようになった。昼過ぎから雨が降ってきて海からは強烈な海風が塩水を霧のように降ってきた。

トンネルが次から次と現れ、歩道も狭く歩きにくい。一箇所長いトンネルがあった。最初はなにも分からず歩いていたが何時までも出口がないので少し不安になる。内部の表示板をみたら、なんと長さは3・2kmもあった。こんな長いトンネルは始めてだ。出口まで40分近くかかった。

さらに道が険しくなり海も荒れてきた。海からの津波は防波堤を超え道路まで被ってきた。あの波をまともに受けたら塩水でびしょ濡れになるので、カッパを来て歩く。さらにトンネルは次から次に続き本当に嫌になってしまう。

今日は広尾町の手前のバス停で宿泊する予定だったが、なんとバス停がないのだ。無理をすれば広尾町までいけないことはないがスタートが遅かったので21時ごろになってしまう。

何処かで宿泊場所を確保しなければと思うがまったくそれらしい所がない。このコースは鉄道がないので駅舎もない。19時半、音調津漁港と言うところにトイレの表示があった。

多分、漁師さんが使うトイレだと思う。男便所を覗いてみるとテントは張れそうな広さはある。しかしここにテントを張るには汚いし勇気もいる。

雨が降って海も荒れているのでもう人は来ないだろうと思い、迷ったがここで泊まる事に決断した。夜食を食べてないので、昨日の余ったオニギリとおかみさんが作ってくれたオニギリを一緒にして、コッヘルにお茶を入れてガスコンロで焚いた。

おかずはソーセージとたまごふりかけ、どうにか食べられそうなので、胃袋に流し込む。昨日の夕食と、今日の夕食とでは天と地の差があるが、まあ腹がふとればどちらも同じだ、仕方がない。
テントを張り、臭い匂いに耐え、寒さに震えて寝る。



今日の写真


               スタート前の記念写真
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             襟裳の民宿(仙庭)
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          道路に落ちていたゴムのオリンピック?模様
 
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                 水辺の花
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                 白いポニー
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                 襟裳町の海岸全景
 
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                 命がけのこんぶ拾い
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        手に持っているのが昆布をひっかける道具(まっかい)    
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by musashigaiku | 2010-05-28 14:12 | 北海道  

風の襟裳岬

5/26 曇りのち強風

昨日は久しぶりに旅館に泊まった。襟裳町の新井旅館だ。古くてあまりきれいな旅館ではなかったが電源があり、フトンで寝れれば文句なし。素泊まりなのに夕食のおかずを作ってもらい手持ちのレンジ3分のチンごはんと缶詰めで夕食を食べる。

これから先の襟裳岬から釧路までの黄金道路が雨で土砂崩れの可能性があるので通行禁止になっている。自転車日本一周人の栃尾さんはこの雨のため襟裳の民宿で足止めをくらっているらしい。

この先の事はよく分からないので取り合えず襟裳岬の民宿で行くことにした。旅館を6時半スタート。しばらく歩くと又、コンビニがあった。今日で3日連続で歩き始めにコンビニがあり、コンビニ朝食の連ちゃんだ。

襟裳は風が強いと聞いていたが半端ではなかった。歩くにつれて風が段々強くなり行く手を拒んだ。方法を見失った風が前後左右から唐突に吹くので、体は不安定になりフラフラだ。

さらに風が強くなり、風と言うより台風並みの風が「ゴウー ゴウー」と唸るように吹きまくって来た。まともに歩くことも出来ず、ほとんど前に進めない。風の通りの良い箇所は横風で武蔵号が浮き上がり一緒に飛ばされそうになる。

さらに風の強さが増し立っておられなくなり道路に座り込んだ。立ち上がる事も出来ずしばらく道路に座ったままで風の弱まるのを待った。又、風が追い風のときは登りの坂道なのに、走るように坂をかけて行く自分を見て笑ってしまった。

台風でもこんなに強い風を経験したことはない。多分、風速30メートル以上あると思った。襟裳岬は10m以上の強風が年間290日吹くといわれている。自然の厳しさを、まざまざと見せつけけられた。

襟裳岬の民宿に着いたのはスタートしてからなんと4時間半もかかってしまった。通常だと3時間の距離だ。民宿の前で自転車一周人、栃尾さんが笑顔で迎えてくれた。まさか又、会えるとは思わなかった。今日で3日目の缶詰生活だそうだ。

ここは以前、ユースホステルだったが今は民宿として営業しているようだ。全盛期の多いときは1日・200人以上の人が宿泊していたらしい。内部の壁には記念写真やサイン、色紙等が所狭しと並んでいる。

簡単な昼食を取って少し休んでから襟裳岬まで栃尾さんと行くことにした。岬までは1km前後、相変わらずの強風だったが武蔵号がないので少しは楽に歩けた。

岬には風の館と言うのがあって入場料を払って入館した。取り合えず螺旋階段を登って展望台に出た。強烈な風で飛ばされそうになりながら、襟裳岬の表示板の前で記念写真を撮りあう。

少し横にあの拓郎作曲の襟裳岬の歌碑があった。この前で是非、写真を撮りたいと思っていたので栃尾さんにシャッターを切ってもらった。

内部では襟裳を紹介した映画が上映されていたので、それも見ていった。二人で来たので記念写真も撮れ、楽しいひと時を過ごせた。

今日は栃尾さんと同室の部屋で宿泊だ。2段ベットが8段あるログハウス風の部屋でテレビとストーブが設置されている。

夕食はライダーのバイクおじさん二人と栃尾さんの4人でここの手料理を囲んで楽しく食事をした。今日は栃尾さんの62歳の誕生日だ。みんなで乾杯してお祝いをする。

料理は新鮮な魚が中心で非常に美味しかった。食事のあとに三重県のバイクおじさんから宿泊施設の載った本を頂いた。ありがたい事だ。

ここの宿泊施設にギターがあったので皆の前でたくろうの襟裳岬を歌う。皆から拍手をもらい幸せな気分になる。旅とは本当にいいもんだなーと思った。


       今日の写真


                  日高線 最終駅  様似駅
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                  襟裳 黄金道路 通行止め
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                  襟裳町山裾
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                  こんぶ取り作業
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                 こんぶ取り作業
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                  熊笹の山
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                  きらめく海
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                  襟裳岬の海 (アザラシ生息している)
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                  強風の中のスナップ
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                    森進一の写真とサイン
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                   拓郎 襟裳岬の歌碑の前で
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                   記念写真                 
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                   民宿の食事風景
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                   民宿のおかみさん
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                  本日の料理
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by musashigaiku | 2010-05-26 22:06 | 北海道  

雨の襟裳町

5/25 曇りのち雨

浦河駅5時半起床。テントを回収してスタートの準備をしていたら待合室のストーブの電源が入り、ストーブが赤々と燃え出した。部屋の中には誰もいないのに勝手にストーブが点いているとは信じがたい。。

ストーブを入れるほど寒いとは思えないが、やはり東北の人は寒がりだと思う。せっかく暖房がはいったので帽子を乾かすことにした。あんまり近づきすぎたので帽子の上の方が茶色に焦げてしまった。

駅を6時過ぎスタート、外は今にも雨が降り出しそうな天気なのでカッパを着て歩く。しばらく歩くと又、コンビニがあった。どうもタイミングが良過ぎると思うが悪いことではないので、今日も朝食(焼き飯)を店の外で食べる。

8時過ぎ、荒れた海岸でコンブ拾いをしていた。道路の上から何枚かシャッターを切ったが面白そうなので海岸まで降りていった。青い上下のカッパを揃いで着ている二人がいた。

どうも夫婦か兄弟のようにだ。最初はコンブ拾いをしている所を撮っていたが、女性のアップを撮りたいと思い、海をバックに撮らせてもらった。しばらくすると男性の方も近付いて来たので、二人揃って撮らせてもらった。

二人とも 照れくさそうに笑顔でこちらを見てくれた。最高のシャッターチャンスだった。背景には荒れた海が飛沫をあげていて、カッパの青と海の青が同系色なので色的にも申し分ない、自然の厳しさ、人間味、生活感の網羅された最高の写真が撮れたと手ごたえを感じた。

10時過ぎ様似の海岸線、海の中で面白い岩が並んでいるので何枚かシャッターを切る。ここは日高山脈えりも国定公園に指定されている所だ。

14時頃から雨がぽつぽつ降り出す。段々雨足が強くなり15時頃には本格的な雨になってきた。海も荒れてきて波が道路まで押し寄せてくるようになった。さらに風が強くなり前に進めないほど激しくなり、何回も立ち止まりながら歩く。

リックが重たく背中が痛くなったので、武蔵号に試しに乗せて歩いて見た。驚くほど体が軽くなりびっくりした。武蔵号に負担がなければこれほど楽なことはない。今日はこのままで歩くことにした。

襟裳町18時着、ガソリンスタンドで旅館を世話してもらい新井旅館に泊まることにした。雨で落石の危険性があるので襟裳岬の先の黄金道路が通行止めになっているようだ。明日、襟裳岬に行っても先に進めない状況だ。



               今日の写真


             昆布拾い1
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             昆布拾い2
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            昆布拾い3
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              様似町の海
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               時化の海 
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               波
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            異様なトンネル              
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             たんぽぽと海
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             不安
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by musashigaiku | 2010-05-25 20:57 | 北海道  

感動、感謝、感激、3感王の北海道

5/23

日高門別駅を6時にスタート、今日はどうにか天気は持ちそうだが明日からは天気が下り坂で襟裳に着く頃は大荒れの天気になりそうだ。

空はどんよりとした雲で覆われていて、眠たくなるような光景が続いている。9時過ぎにやっと商店があった。久しぶりに寿司弁当(いなり、巻き寿司)を食べる。

九州でもたまに食べることはあった、贅沢になったのか、この頃はあまりおいしいとは思わなかった。ところがここの弁当は非常おいしかった。いなり、寿司共、しっかり味が付いていて最高だった。

11時前、今度はコンビニのソフトクリーム、北海道産の牛乳50%使用のクリームだ。これも安いうえに非常に美味しかった。やはり北海道は何を食べても美味しいのかもしれない。

日高町に入ってから牧場が至る所で見られようになった。緑の牧草の中に黄色いタンポポが咲いていてその中を馬が草を食んでいる。それだけでも絵になる被写体だ。

又、親子の馬が多く、これも非常に面白い被写体でカメラのバックを収める暇がないほど、次から次にシャッターを切りまくった。カメラマン冥利に尽きるといってもおかしくはないほど感動の連続で最高の時間を過ごせた。

昼過ぎ、道路横で作業していた方に声をかけられた。新聞を見たよと言って、「がんばってね」と励まされた。
しばらくして、国道から外れて裏道に入り、写真を撮っていたら、車が止まって男の人が来て、「お話を聞かせってもらっていいですか」といってきた。

「新聞に出ていたのを見ました。私も60歳のときに歩いて北海道を一周したことがあるので、是非、会ってお話がしたいと思っていました」といって奥さんも一緒に歩き旅の話をした。

地元の方なので北海道の地理や道路状況、商店の有無、色々教えて頂き、非常に参考になった。別れぎわに車からカメラを持ってきて写真を撮ってくれた。ブログ用にと自分も写真を撮らせてもらった。

それではと言って別れようとしたら、車からジュースやお茶を持ってきてくれた。自分も歩いているときに、親切をしてもらったので、今度は返す番だといって、歩きや、自転車の旅人を見かけると声をかけていると言っていた。お互いに名刺を交換して別れた。

16時に道の駅(にいかっぷ、レコード館) サレブレツトの写真入の説明文が道路の横に連続して並べられていた。あのハイセイコーもあった。競馬ファンだったら喜ぶだろうなと思った。記念に写真を撮り、さらに先を目指す。

今。履いている靴の底の磨耗がひどいので修理してもらおうと思っていたら、この先の静内町に靴の修理屋があると聞いたので行ってみた。あるにはあったが、靴の底を見せると、「これは出来ない」と言われた「貼り付けてもすぐに剥げるかも知れないと言い」修理をしてくれそうになかった。

「剥げてもいいので取り合えずして下さい」と強引にたのんだら、しぶしぶ腰をあげ、修理に取り掛かった。1枚ゴムを貼っただけの簡単な修理だったが、無いよりは良いだろうと思い礼を言って出た。

近くに駅もあったので入ってみると時間が来たらすべてカギを掛けると言うので、仕方なく次の東静内駅を目指す。

駅まではかなりの距離があるが仕方ない。予想通りの2時間もかかってしまった。駅に着いたのはなんと20時になっていた。今日は朝6時にスタートして20時まで歩いた。14時間も歩いたことになる。距離にして約50kmだ。



                     
 今日の写真



                    
 馬シリーズ



                        
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  お世話になった東静内駅
                     
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  こんな所に汽車が走るのだ

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 お世話になった沢田夫婦

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ハイセイコー 

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by musashigaiku | 2010-05-24 10:25 | 北海道  

日本一周人 二人の男

5/22

昨日の浜厚真駅は列車を改造した待合室だった。めざせ日本一周の自転車おじさん栃尾さんと一緒に夜を過ごした。夕食は二人共、ラーメンを作って食べた。苫小牧で頂いたパイナップルはナイフがないので積んだままだったが、栃尾さんがナイフをもっていたので二人で分けて頂いた。

質素な食事だが同じ目標を持つ二人で一緒に食べたので、どんな高級料理よりもおいしく感じた。こんな片田舎の駅で日本一周人が二人揃うなんて稀なことだと思う。

旅の生活必需品(テント、寝袋、炊飯道具)の話や旅の苦労話をお互いに話して情報交換をした。栃尾さんは群馬県の方で今62歳 髪は真っ黒で白髪もなく若く元気な人だ。還暦を迎えて、日本一周を思い立ったようだが、事情があって今年のスタートになったそうだ。自転車には荷物を30kg近く積んでいて坂道は本当に大変だろうと思った。

朝5時半頃起床、栃尾さんがコーヒーを淹れてくれたので、お菓子を食べながら簡単な朝食をした。本当に良い人にめぐりあった、旅が終わっても付き合いが続けばいいなと思った。

駅をバックに記念写真を撮りあい。6時35分にスタート。8時半ごろ、むかわ道の駅、バス停に女に子のグループと出会う。北海道の美人ギャル3人だ。北国育ちなのか色が白く性格も明るい。記念に写真を撮る。

日高町あたりから牧場が見られるようになった。このあたりに競走馬の牧場が非常に多く、牧場の緑の中で馬がいるのは、非常に写真的で少し歩いては撮り、少し歩いては撮り、中々、距離を稼げない。

面白い被写体が連続して続くので、日本一周をしていることを忘れてしまうほど、夢中になってシャッターを切った。

13時頃、苫小牧民報社(新聞社)の木村さんから電話が入った。今日の夕刊の掲載されると連絡をくれた。この新聞はコンビニ等に売ってないので門別町の販売店まで行くことにした。

15時30頃、店に着いたが新聞はまだ来てなかったので店内で少し待たせてもらうことにした。その間、店の方にこれから先の道や町の情報を教えて頂き、地図も痛んでいたのでそれもテープで補修してもらった。

10分位で待っていた新聞が届いた。新聞は社会面に1面に大きくカラー写真で掲載されていた。記者の木村さん本当にありがとうございました。この場をかり、お礼を言います。良い記念になりました。

近くに門別駅があったので行ってみる。食堂も近くにあったので今日はこの駅でテント泊の予定。


                       
  今日の写真


                   
北海道 牧場シリーズ  


                      
 NO1

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 NO2

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NO3 

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 NO4

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 NO5

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NO6 

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 NO7

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 苫小牧民報 夕刊 掲載

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                人物シリーズ
                
 日本一周人二人

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むかわ町の美人ギャル 

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 地元の高校生

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by musashigaiku | 2010-05-22 17:54 | 北海道  

間違いだらけの道 選び

5/21


昨日はいといの湯でゆっくり風呂に入りくつろいだ。テントは泊だと5時から6時過ぎにはスタートするが旅館や温泉センターはどうしても甘えてスタートが遅くなる。

7時40分スタート、外は深い霧が出て視界が悪い。今日は苫小牧の街で買い物をする予定だったがコースを間違え出来なかった。

10時過ぎ36号線沿いに苫小牧民報社(新聞社)が目に付いたので寄ってみた。歩きの旅の目的やコース、今後の予定等を取材してもらい武蔵号と一緒に写真も撮っていただいた。新聞に掲載される場合一部、自宅の方に送ってもらい、私には電話連絡してくれるようになっている。

新聞社を過ぎてから36号線は右折になければいけないのに全く、気がつかずそのまま直進したため、コースから外れてしまった。

途中で気が付いたときはすでに30分以上歩いていたので大きなロスをしてしまった。さらに36号線から235号線にコース変更しなければいけないのに、それも気がつかず直進してしまったため、又、途中で引き返す羽目になってしまった。

事前によく確認していればこんな事にはならないのだが、行き当たりばったりの性格なので、いつもこんなミスをしてしまう。

ミスをしなけまだ先の駅までいけたのだが今日は浜厚真駅間で歩くことにした。ところが思ったよりも駅が遠く、着いたのが19時20分だった。


なんと駅の待合室は先客がいた。自転車で日本一周している群馬県の栃尾さん、62歳、旅の苦労話や宿泊施設の情報等交換して楽しいひと時を過ごした。

今日は2回も道を間違えたため、時間ばかりかかり、あまり距離は稼げなかった。


              今日の写真  
     
        


                    お世話になったいといの湯
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                   霧の中の作業
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                    なぜか河川敷に白鳥
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              コンクリートを突き破りつくし参上
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     道を間違い来てしまった ウトナイ湖(鳥類保護ラサール条約認定)
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               苫小牧 明野小学校 校外学習
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by musashigaiku | 2010-05-21 22:11 | 北海道  

たくろうの歌 落陽の舞台 苫小牧へ

5/20

吉田拓郎の歌の中で「落陽」は個人的見解で言わせてもらえば上位、5本指に入る名曲だと思っている。他の4曲は 「旅の宿」 「蒼い夏」 「今日までそして明日から」「制服」と勝手に決めましたが、特に落陽は他にも色んな方が歌っており、万人受けする素晴らしい歌だと思っています。

当初の計画では北海道行きフェリーの中でこの歌を唄えればと思っていましたが、ギターを送り返したので歌う事は出来ませんでした。残念だが仕方がない、そのうち小型のギターが手に入れば帰りのフェリーで歌いたいと思っています。


虎杖浜駅は非常にきれいだった。地域のグループが花いっぱい活動のような事をして、待合室の真ん中にはテーブルが置かれ花が置かれ壁にはJRから感謝状の賞状が飾られていた。ゴミひとつない整理の行き届いた待合室だった。

5時半起床、外は雨、雨グッズ3点セット(カッパ上下、ゴム手袋、リックカバー)をまとい6時前にスタート、しばらく行くとコンビニがあったので朝食、雨が降っていて座るとこもないので立って食べる。立ち食いうどんは経験があるが立ち食いごはんは初めてだ。

やはり落ち着かないし、ゆっくり味わって食べれない。食後、洗面所で歯磨きをしようとしたら断られた。水で簡単に磨くだけなのに、トイレのあとで洗うより、よっぽど清潔だとと思うのだが。

歩くにつれて雨脚が強くなる。雨が横風にのって顔をパチパチとたたきつけるので顔を上げられず下ばかり見て歩く。雨の中の歩きは仕方ないと思っているが、やはり辛いものがある。

10時過ぎ、ガソリンスタンドがあったので休ませてもらう。雨の時はゆっくり座る場所がないのでイスのあるスタンドは助かる。ガソリンも入れないで休むだけでは悪いのでジュースを飲み10分位休んでいく。

途中に白老川と言う川があり、水の流れに乗ってカモメが遊んでいた。よく見ると川上から流れに乗って、水に身を任せ流れていき、又、羽ばたいて川上まで行き、流れに乗っている。餌を食べてる風でではなく、ただ水の流れに乗っているだけに見える。面白そうだったので何枚かシャッターを切る。

12時頃、牛骨白老(しらおい)ラーメンと言うものを食べる。牛がこの地区の特産品のようだ。見た目が悪いが美味しかった。横に座っていたおじさんは実に良い顔をしていたので写真を撮らせてもらった。眉毛が濃く、鼻が大きく少し上を向いている典型的なアイヌ系の顔立ちだった。

今日は苫小牧の町まで行くつもりだったが、町の手前に24時間営業の望の囲 温泉センターが
あると聞いたのでそこで宿泊することにした。温泉センターに16時前に着く。ここは食事も出きて
休憩室にテーブルと電源もあるのでブログの更新して写真の整理をする。




                
 きれいな虎杖浜駅

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北海道はスケールがでっかいどー。
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疲れたので警察に武蔵号を引かせた  それにしても不細工な顔の警察だ

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マーク
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 カモメの遊び

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 おじさん

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窓辺

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by musashigaiku | 2010-05-20 18:44 | 北海道