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連続トンネル

6/30  曇り



昨日の共和町ふれあいスポーツセンター内のテント泊はなかなか良かった。近くに水が出る場所もあり、静かで誰も来ないので、ラジオを聴きながらコーヒーを入れ暮れゆく時間に身を任せた。

9時過ぎに寝て5時起床、久しぶりに良く寝れた。朝食は昨日コンビニで買った冷えたカレー弁当を食べる。

スタートから起伏の多い坂が続く。坂の勾配がゆるやかなので体力的には問題なく歩けた。この辺りはジャガイモ、小麦が多く栽培されていて、何箇所かきれいな所があったので何枚か写真を撮る。

8時過ぎ海沿いの229号線に出る。道路沿いの海岸では定置網に洗浄が所々で行われていている。何を獲るのか聞いてみると主に鮭捕る網のようだ。

しばらく歩くとトンネルが連続して続くようになる。途中の雷電トンネルは全長3,57kmの長さで出口まで1時間近くかかってしまった。今までで一番長い距離ではないだろうか。

さらにトンネルが続き、合計10箇所以上のトンネルを歩いた。歩道がわりと広いので今回のトンネルは余り神経を使うこともなく歩けた。14時過ぎ食堂でラーメンを食べる。北海道のラーメンは少し高い。今日食べた味噌ラーメンも700円だった。

今日は寿都(すっつ)町まで行きたかったが距離的に少し無理のようなので少し手前に民宿がある町まで行くことにした。思ったより距離は長く、着いたのは18時40分だった。

ここの民宿は食堂兼民宿なので夕食はイカ丼を食べ、素泊まりで泊まることにした。風呂に入りかったので聞いてみると故障と言われ「エー」と思っていたら、たまたま来ていた息子さんが家で入らないかと言われたので入れてもらうことにした。

車ですぐの所のアパートの様な所だった。一人暮らしのようで部屋は乱雑だったが風呂に入れてくれるだけでありがたい。風呂の温度加減の調整がよく分からず熱湯を腹にかけてしまった。赤くなってヒリヒリするので少し火傷しているかもしれない。

民宿の部屋は12畳ぐらいの大きな部屋だ。少し便所の匂いがして難ありだけど我慢するしかない。



                      今日の写真

          お世話になった共和町のスポーツセンター内の公園
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               歩道の草刈に4人で作業
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                 イモ畑
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                  ?畑
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                  小麦
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                 定置網洗浄  
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                 定置網洗浄   
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                  魚木                   
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                  古い家                  
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                  笑顔
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                  風車
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                 暮れる頃
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by musashigaiku | 2010-06-30 22:05 | 北海道  

試練の峠越え

6/29  曇り時々晴れ




余市の公園は失敗だった。8時過ぎにテントに入ったが、とても寝れる状態ではなかった。馬鹿騒ぎな大きな声が聞こえ、爆竹が轟き、車の発進音がキュルキュルと鳴り、隣の車からは充電機の音がして日本中の騒音が結集したような騒ぎだ。

仕方ないのでラジオでも聞いて、騒ぎが収まるのを待った。深夜になって騒ぎは収まったが目覚めが早いのであまり睡眠は取れなかった。

朝は食パン2枚とコーヒーで軽く食べ6時前にスタート。7時過ぎコンビニで弁当を食べる。この先、あまり商店がないようなので予備に大きなパン2個購入する。

8時前に仁木町に入る。このあたりは果実の栽培が盛んで果樹園が石を投げれば当たるぐらい多く見られる。主にサクランボ、ブドウ、トマト、リンゴを作っているようで特にサクランボの赤い実をつけた木が至る所に見られる。

10時過ぎきのこのレストランがあったので寄る。100円のきのこ汁を飲みながら、休憩兼ブログの更新を行う。

時間が過ぎるにつれて暑さがましてくる。うす曇の天気だがやけに厚い、なんで北海道は暑いんだろう。最近一週間猛暑続きでまるで沖縄にでも来ているようだ。

昼前に峠にさしかかる。看板に稲穂峠と書かれている。勾配がかなり急で手応えがありそうだ。暑い上に急勾配の坂を重い武蔵号を引いて歩くのは本当にくたびれる。

20分位歩いてふと横を見るとなんと2合目の表示があった。まだ2合目かと思うと先が思いやられる。表示はやめて欲しいと思った。なければ黙々と歩くだけだが見てしまうと、まだ何合目かと思ってしまい、疲れが倍増してしまう。

身体全体から汗が噴出し、いくら水分を摂っても喉がからからだ。息は切れゼイゼイ、ハアハアと呼吸が乱れ、なんでこんなきつい思いをしなければならないかと思ってしまう。

峠の上まで行くのに1時間以上かかってしまった。下りは下りで勾配が急なので手と腋の筋肉が緊張の連続で、これもきつく身体に堪える。

15時過ぎにやっと共和町の国富に出る。今日はここで宿泊予定だったが公園もなく旅館も今日は休みだったので一つ先の共和町まで行くことにした。

国道沿いに食堂があったので夕食兼ブログ更新を行う。町役場の裏に野球のグランドがあったので今日はそこにテントを張ることにした。


                       今日の写真


            うるさくて眠れなかった余市の公園
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               このトンネルまで1時間以上の坂を歩いた
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                サクランボ
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                地元の高校生
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by musashigaiku | 2010-06-29 18:30 | 北海道  

元気の出る朝食

6/28 雲後晴れ

やまだのライダーハウスで6時前に起床、部屋を片付けていると「食事の準備が出来ました」と外から声が聞こえた。夕食は部屋まで運んでくれたが朝食は母屋の方で食べるようだ。

食事をする場所は建物と建物の間にある広さは20畳ぐらいの土間で天井は透明のビニールで囲まれていて雨をしのげるようになっている。横からは川のせせらぎの音が聞こえ自然の中で暮らしている実感がする。

センター付近に丸いテーブルがあり、その上に3人分の朝食が準備されていた。イスに座っているとここの主人(親父さん)がすぐ横に座り、おかみさんは食事の準備をしている。アットホームな雰囲気で食事が始まった。

ここの主人の仕事の事や家族の事など、立ち入った話も出来て、心が通った。夕食、朝食の2食で500円とは思えないような、内容(味噌汁、ノリ、納豆、焼き魚、フキ)でごはんも、お代わりOKで、いずれも美味しく、大満足だった。

最後に珍品、いかごろ大葉巻と言うものを食べさせて頂いた。歯ごたえがあり美味しかった。さらに食後のコーヒも出て満足、満足の朝食だった。

記念写真を撮り出発の準備をして宿を7時にスタート。なんと、親父さんが下の国道まで見送ってくれた。丁重にお礼をいって別れる。

この先にかなりきつい峠があると聞いていたが実際歩いてみると、それほどでもなく難なく峠は越えられた。しばらく歩いていると住吉神社と言うところで幼稚園の子供たちが遠足で来ていた、そろいの帽子でか可愛いので写真を撮らせてもらった。

小樽駅に11時過ぎに着く。駅の先から左折して5号線に出る。このあたりのトンネルは歩道が直接、トンネル内の歩道と繋がっているので段差もなく非常に歩きやすい。

それに歩道の横にパイプのガードがあるのでトンネル内も安心して歩ける。こんなトンネルが増えてくれると歩行者や自転車も安心して通行できるのだが。

この5号線沿いはJRがあるので無人駅であれば宿泊に困らないのだが、今日は少し頑張って余市町まで行くことにした。

この町に海浜公園があると聞いていたので様子を見るため行ってみた。漁港の横にあって、広い芝生がありトイレや水もあるのでここにテントを張ることにした。

電源がないのでブログは電池稼動でパソコンを使った。食事はチンごはんを温めて有り合わせのものですませテントはトイレ近くの軒下に張り8時過ぎに寝た。


                      今日の写真


           ライダーハウスやまだの夫妻
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           ライダーハウスやまだの朝食
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              小樽市の段差のないトンネル内の歩道
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                 小樽駅
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                アワビ採り     
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                生きる               
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by musashigaiku | 2010-06-29 09:56 | 北海道  

最高のライダーハウスやまだ

 6/27   晴れ



昨日のライダーハウスねこじゃらしは他に誰もおらず貸切状態だった。部屋もきれいで文句なしの宿だった。
これなら民宿の素泊まりと大差はないと思った。

朝7時前にスタート、ここの宿は小樽と反対方向にあるので、36号を少し戻らないといけない。8時前に歓楽街のすすきのに着く。歩道のすぐ横に居酒屋(しょうすけどん)のような所があり、その前で男女が入り乱れて騒いでいた。

色っぽい女の子やかっこいい男達がいて「おー日本一周だと・・・」と言って皆が集まって来た。何処から来たのかとか、何処まで行くのかとか、色々聞かれた。

一通り説明すると皆な驚いたり、感心したりして「すごい・・・すごい・・・」と言って盛り上がっていた。写真の許可をもらい、皆と一緒に記念写真を撮ることにした。撮ったり、撮られたりして、楽しいひと時を過ごした。

お酒を勧められたが飲めないといって断った。それではと言ってスタートしようとすると、突然、拍手が聞こえ、「頑張って」とか「カッコイイ」とか言いながら皆で見送ってくれたこれだけ励ましの言葉をかけられたのは日本一周時のスタート以来だ。これから気分よく歩けそうだ。

9時前に吉野家に寄る。久しぶりに食べた朝食は美味しかった。しばらく歩いていると、宮ノ沢と言う所にヨーロッパの風景を連想させる白い恋人パークと言う公園があった。

園内はバラの花が咲き乱れ多くの観光客で賑わっていた。花が満開できれいなので寄ってみることにした。何箇所か面白い被写体があったので撮っていたら、次から次に、被写体が出てきて先に進めなくなり、ここだけで30分以上時間を使ってしまった。

12時に何とか食堂と言うチェン店でカレーを食べる。地元の行橋よりも問題にならないくらいにボリュームがあり美味しかった。

14時前に突然、若い男が走って来て「日本一周ですか」と日に焼けた顔で笑いながら話しかけてきた。「私もリヤカーで」と言ったとき、すぐ思い出した。

学生のリヤカーマンの森田さんだ。彼は稚内から鹿児島まで日本縦断している方でテレビに出演したり、新聞に出たりしていて、地元では有名な方だ。

たこ焼き屋を以前やっていて、その道具もリヤカーに積んでいて、旅でお世話になった方にたこ焼きを焼いて食べてもらっているようだ。噂で彼の事は知っていたし、留萌のライダーハウスでも彼の話が出ていて、新聞の記事も壁に貼られていた。

私より先に稚内をスタートしていたが、何時は追いつくだろうと思っていたが、こんな所で会えるとは思わなかった。今は札幌にいて、途中で知りあった友達に車で観光案内してもらっていると言っていた。

優しそうな顔立ちで人当たりも良いので誰からも好かれるだろうと思った。実際にリヤカーで歩いている姿で会いたかったが、コースが同じなので又、会えるかも知れない。握手して分かれる。

今日は札幌市内と言うこともあって、色んな商店(スポーツ店、リサイクル店、ホームセンター、等)があるので、寄り道ばかりしてあまり歩けなかった。本来なら小樽まで行ける距離だが少し手前の小樽市の銭函町のライダーハウスで泊まることにした。

その宿は町から少し離れた場所にあった。道路横に少し薄汚れた標識があって、そこを右折して山の中に道が続いている。

道路は砂利道で両側は鬱蒼とした林があり。下の方から水の音がしている。こんな山の中に宿があるんだろうかと不安な気持ちで坂道を登っていつた。

しばらく歩くとそれらしい建物が見えてきた。建物から宿の奥さんが出てきて、宿泊場所に案内してもらった。
宿は列車を改造したような建物で、ここの主人が手作りで作ったような2段ベットが4箇所あり、下には畳が敷いていて、おせいじにもきれいとは言えない部屋だった。

受付を済ませ部屋でブログを更新していたら、風呂が沸いたと連絡があった。ここの風呂はなんと、あのなつかしき五右衛門風呂だった。ここも主人の手作りでバラック立てのような建物で周りを囲んでいる。

水は沢からの水道で入れるようになっていて、温度が暑いのでしばらく水をいれて待った。実際入って見ると、非常に気持ちが良く、周りは新緑の緑で覆われていて、下からは水の音がざわざわと聞こえいる最高のロケーションだった。

風呂から上がってくつろいでいると今度は食事を持ってきてくれた。宿泊が1,200円で食事は追加で500円プラスで食べられるのだ。

盆に入れて持って来た料理を見てびっくり、とても500円では食べられないものばかりだ。イカの刺身だけでも500円はしそうだ。味付けも良くて本当に美味しく食べれた。

風呂と料理でここの評価は一段と上がり、今までの最高点に達した。今日は他に客もおらず昨日と同じ貸切状態だ。



                今日の写真


                 札幌 すすきの
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                 すすきのしょうすけどんの前で
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                  にやけています
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                 珍しい赤い電車 
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              日本縦断 リヤカーマン 森田君
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               行列の出来るPASCOLOのアイス
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            ダブルサイズのアイス300円大変美味しい
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               山の中のライダーハウス
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                その内部 
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               五右衛門風呂
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                 極楽極楽
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                かまどの火
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                500円の夕食
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白い恋人パーク 1
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by musashigaiku | 2010-06-27 19:48 | 北海道  

念願の小型ギター購入

6/26 晴れ



望来町の民宿は格安で、久しぶりに風呂に入りゆっくり出来た。ブログを更新して写真の整理を行う。5時過ぎに起床。昨日の残りのパンをかじり、6時10分にスタートする。途中でコンビニでおにぎりを買って歩きながら食べる。

今日も快晴で暑くなりそうだ。スタートしてすぐ坂道が待ち構えていたが朝飯をしっかり食べているので難なく乗り越えられた。

9時に石狩川に着く。非常に大きな川で土手から反対側の土手まで20分以上もかかる。距離にして1,5km位はあり今までの川の中で一番川幅が広いと思った。

12時過ぎ久しぶりに吉野家の牛丼を食べる。何時食べても安価で美味しい。今日は遠回りになるが観光を兼ねて札幌の町に行くことにした。231号線を左折して札幌方面に行く。札幌までの距離15kmと表示されている。

札幌市内に14時過ぎに着く。途中ヤマダ電器があったのでパソコンのチェツクをしてもらい、さらに駅を目指し歩く。15時に札幌駅に着く。今日の目的の一つは小型ギターの購入だ。駅の中に島田楽器があるそうなので寄ってみる。

1台、手ごろな大きさのギターがあったのでチューニングして弾いてみる。弦がナイロン製なので音が狂いやすく、弾きにくいが、デザインも良くてわりと小型で軽量なので買うことにした。やっと念願のギターを買うことが出来うれしい。

隣のビルの7階に札幌ラーメン協和国と言う、ラーメン店ばかりの店舗があるので行ってみた。本場のラーメンを一度食べてみたいと思っていたので「ケヤキ」言う店で味噌ラーメンを食べる。あっさり味でまずまずの美味しさだった。

今日の宿泊先は「ネコじゃらし」と言うライダーハウスだ。小樽と反対方向にあるので、少し戻らなければならないが電話で場所を確認して行くことにした。

途中、札幌時計台があったので記念写真を撮り、ライダーハウスを目指す。しばらく歩いていたら自転車の男が声を掛けてきた。日本一周に興味があるようで色々と質問してきた。年齢は27歳以前は岩内町に住んでいたが就職して今は札幌に住んでいるといっていた。ライダーハウス近くまで送ってもらい分かれる。

ライダーハウスは他の客もおらず、一人で貸切状態だ。宿泊料金は1200円の格安だ。


今日の写真

                 
                お世話になった望海荘
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     ハレー軍団と一緒に、左の女の子はなんとバイクで日本一周中です
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                   石狩川
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                  サッポロラーメン共和国
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                 本場の味噌ラーメン
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                  札幌駅
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                  時計台
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                  アベック
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              念願の小型ギター
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by musashigaiku | 2010-06-26 22:07 | 北海道  

助けた小鳥

6/25 晴れ


昨日は公園のテントで5時起床、ラジオを聴きながら簡単な朝食(食パン2枚、ジャム、コーンスープ)をとる。ラジオは丁度サッカーをやっていて日本がデンマークに3-1で勝ち決勝に進出したようだ。

公園を6時スタート、朝から快晴で今日も暑くなりそうだ。30分も歩かないうちに峠にさしかかる。道路沿いの民家の煙突から煙が出ていたので、まさかストーブと思っていたら、丁度、親父さんが家から出てきた。

煙突の煙を見ながら「あれストーブですか・・・」と私が聞くと「朝晩は冷えるからね」と言って車に乗り込んだ。いくら冷えるからと言ってもこの時期にストーブとは、やはり北海道の人は寒がりだ。

峠はすぐ終わると思っていたら大間違いだった。歩いても歩いても坂は続き暑さと坂のダブルパンチだ。やっと平坦な道になってこれで終わりかなと思ったら、なんと、さらに坂は続いた。

車やバイクが一気に走って行くのを横目で見ながら徒歩の旅はやはり大変だなと今更ながら思った。長い峠が終わり、一息つくと今度はトンネルが待ち構えていた。歩道が狭いのでトンネルは車道を歩いた。一つ通過すると又、トンネル、さらにトンネルは続き気を抜く間もない。

丁度、厚田の手前のトンネルの出口付近で小鳥が歩道の隅にうずくまっているのを見つけた。まだ飛び立っ手間がないような小さな鳥で、トンネル内に迷い込んで出れなくなったんだろうと思った。

捕まえてトンネルから出してやろうとしたら、反対方向の歩道まで逃げて言った。「仕方がないかなー」と思って歩き出したが、「このままだと間違いなく死んでしまう」と思ったら可哀想になり武蔵号を停めて、もう一度、捕まえることにした。

車の切れ間を待って反対方向の歩道に渡り、「逃げるなよ」と言いながら手で捕まえようとしたら又、飛んで逃げた。ただトンネル内は丸くなっていて鳥は止まる所がないので又、すぐ歩道に落ちた。

今度こそはと、そーと手を差し出すと今度はうまく捕まえられた。手の平の中の鳥はビックリするぐらい暖かく命の鼓動を打っていた。

最初は手の中でバタバタしていたがその内、観念したのか、身を預けるようにおとなしくなった。片手で鳥を持ち、武蔵号を片手で押して出口まで歩いた。トンネルから出て、林のある方に逃がしてやると大きく羽ばたいて木の中に消えていった。鳥を逃がしてやったあとで、祖母の事を思い出した。

私が小学生の頃、近所の田んぼからカメを捕まえて帰り家で飼おうと思いバケツに入れていた。それを見たタケばあちゃんは「可哀想だから逃がしてやりなさい」と言って私をたしなめた。

私は飼うことを諦めて近くの川に逃がしてやった。すると「順一はやさしいね・・」と言って小遣いをくれた。その時 「ワーイ・・うちのばあちゃんは浦島太郎?だ」と子供心に思った。この事は一生忘れない出来事として私の心に今も残っている。

13時過ぎ厚田町に着く。丁度食堂があったので昼食にうどんといなりを食べる。この辺りは観光地で平日だと言うのにカップルやライダー、家族連れで賑わっていた。

昼過ぎからガンガン暑さが増し、温度は30度近くになってきた。まるで南国の宮崎あたりの暑さだ。大きな峠はないが坂道が続き平地はほとんどない。暑くて暑くて、なんでこんなに苦労しなければならないのだろうと思った。

明日は札幌まで行きたいので今日は少しでも先に進んでいようと望来町まで歩くことにした。望来町17時30分に着く。近くにパーク公園があったがキャンプ用の公園はなかったので今日は民宿に泊まることにした。

素泊まりなんで夕食はコンビニで買い部屋で食べる。汚れ物を洗濯して、久しぶりにテレビを見ながらブログを更新する。



今日の写真


                お世話になった浜益公園
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                助かった小鳥
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                排気ガスで曇ったトンネル
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    日本海側になってから見られるようになった田園風景            
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                   蒼紺の日本海
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                  海と船
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                 牧草の攪拌作業                   
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               枯れ木と花咲く木
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by musashigaiku | 2010-06-25 21:31 | 北海道  

 歩行 倦怠期

6/24 雨のち曇り


昨日のバス停はテントを張らずに長イスで寝たため、なかなか寝付けなかった。朝、目が覚めると外はどしゃ降りの雨だ。ゆっくり食事でもして、少し様子を見ることにした。

雨は一向に止まないので、ラジオを聞きながら、昨日、貰った缶コーヒを暖め、食パンにジャムを塗って食べる。ブログの残りもあったので、しばらくゆっくりして時間を過ごす。

8時過ぎに雨が小降りになったので出発の準備をして、8時40分スタートする。しばらく歩くと雄冬の「白銀の滝」と言うのがあって岩壁の上から白い飛沫をあげて落ちている。見ごたえのある立派な滝だった。

トンネルは昨日で終わっていると思っていたが、そうはいかなかった。連続で5箇所以上もあり本当に嫌になる。

相変わらず歩道は狭く、武蔵号では落下の危険性があるので今日は車道を歩くことにした。トンネル内の車道歩きは、車に自分の存在を知らせなくてはいけないので大変気を使い、精神的に疲れる。

浜益町に14時前に着く。この浜益はアイヌ語で「ヘロカリイシ」と言って訳すと「ニシンがたくさん採れる所」と言う意味だ。昔はニシンで大変、活気のあった町だったが、昭和30年に突然ニシンは姿を消したと書かれている。

最近、睡眠不足が続き、体調もいまいちだ。歩いていても根気なく、日本一周の倦怠期にきているかも知れない。まだ、半分も歩いてなくて、本州、四国、九州が残っていると思うと、正直にいって気が重くなることもある。

今日は少し早めに歩きをきりあげようと思う。民宿にでも泊まろうと思ったが贅沢は出来ないので我慢して浜益の公園でテントを張ることにした。便所の電源を借り、ブログ更新する。



                本日の写真


             お世話になった雄冬のバス停
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                切り立った山からの雄冬の滝
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                雄冬の白銀の滝
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              畑 日本庭園
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                日本海1
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                日本海2
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by musashigaiku | 2010-06-24 17:02 | 北海道  

怒り爆発、トンネル内の歩道

6/23 曇りのち晴れ

昨日はみつばちハウスで楽しい一時を過ごせた。チャリダーが一人、歩きは私、ライダーは3人の計5人で、それぞれ違った目的を持った人間が一時的ではあるにしろ、同じ屋根の下で生活をするのは、なかなか良いものである。

寝る部屋は二階の何十畳もある大きなところで壁には落書きが至る所に書かれていて、備え付けのフトンは何十人分もあり、それぞれ各自が好きなところにフトンや寝袋を敷いて勝手に寝るようになっている。就寝時間が決められているので全員23時には床に就いた。

夜は暑くて寝苦しくなかなか寝付けなかった。6時起床、千葉のライダーはすでに起きていて出発の準備をしている。テントを張ってないので、すぐ出発の準備は出来た。

6時50分にスタート、今日の天気予想は雨で雷をともない激しく降るようだ。取り合えず,行ける所まで行き、大雨が降れば途中で中断するしかない。

第一目標は増毛市内、距離のして20㎞ぐらいだ。天気は雨どころか、晴れ間がのぞいてきた。温度も一気に上昇して暑くて暑くて、背中、腕、顔から汗が滴りおちて、猛暑の中をふらふらいながら歩く。

昼前に増毛市街の着く。思ったより町は大きく、古い商家や醤油屋、酒屋、がいい雰囲気で当時を忍ばせている。大型バスが停まっていて観光客がぞろぞろ歩いている。

昼前にコンビニでそばとおにぎりを食べる。麺類は売り切れ状態だった。暑いときは皆な考える事は一緒だ。増毛市内を抜けてしばらくするとトンネルが見られるようになった。ところがこのトンネルが問題なのだ。

大半は歩道があるのであまり危険は感じないが、入り口に入る時の歩道がスロープが無く、いきなり直角になっているので歩道を歩くには30kg近い武蔵号(リヤカー)を持ち上げて上がり、降りるときも、高さ30㌢位の歩道を片輪ずつ慎重に降ろさなくてはならず、大変な手間がかかる作業になる。

最初のトンネルが長さ2kmあり、それから次から次にトンネルが続き、最長3kmの気の遠くなるようなトンネルもあった。さらに途中から工事をしていて歩道を歩いていると突然、工事用の看板が歩道を塞いでいて行き止まりになっていた。仕方ないので引き返して反対側の歩道を歩いていたら又、看板だ・・・いったいどうなっているんだと思った。

歩道は歩いたり自転車が通るところで工事用の看板を表示する場所ではないのだ、怒りが爆発した。、トンネル内の歩道から武蔵号を降ろしたり、上げたりするのは非常に危険な事で車が来れば事故の可能性大なのだ。

あんまり頭にきたので工事の事務所の怒鳴り込んでいこうと思ったら、事務所には誰もいなかった。仕方ないので電話番号をひかえてきた。

トンネルはさらに続き、全部で20箇所以上もあった。トンネルを抜けてしばらく歩いていると日本一周のチャリダーと会う。千葉の方で年齢は23歳、スタートしてから、もう1年以上経っていて北海道を回って下れば達成出来るようだ。最近はテントを張るのも面倒になって、マット1枚でどこでも寝れるそうで、ここまでくれば超一流の旅人だと思った。

私なんか足元にも及ばない。又、この旅が終わったら今度は沖縄で知り合った友人とアメリカに行くそうで、只者ではないと思った。血液型を聞くと、予想どうりの私と同じB型だった。お互いに写真を撮りあって別れる。

しばらく、その青年のことを考えながら歩いていたら、ふと前を見ると車が目の前に迫っていた。下を見ていたので全く気がつかなかった。車も方も驚いたようで危機一髪で避けた。あと1秒遅かったら、飛ばされていたなと思った。

普段から、歩道は段差が多く歩きにくいので大半は車道を歩いているが、車の有無の確認は絶えずしているので、こんな危ない状況になったのは初めてだ。油断大敵だなと思った。

今日の宿泊は雄冬と言う町のキャンプ場にしていた。ところがキャンプ場は山手の方で夜間は通行止めになっているた。仕方ないので近くのバス停に泊まることにした。

大きなバス停なのでテントも充分張れそうだが長イスがあったのでテントは張らずにそこで寝ることにした。夕食はインスタントラーメンと食パン2枚にマヨネーズをつけソーセージを挟んで食べた。

夜になってきて本格的な雨が降ってきた。明日は少し様子を見てスタートしようと思う。



今日の写真



                 みつばちハウスの仲間たち
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                 二階の寝室
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                  日本一周人 チャリダー 荒木君   
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                  怒りのトンネル歩道の看板
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                   休息
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                   ルピナス 
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                    冬に備えて
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                     古い家
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                       ホタテ網補修
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                     旧商家 丸一本間家 重要文化財
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                    酒屋
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by musashigaiku | 2010-06-24 07:59 | 北海道  

苫前(三毛別)ひぐま事件

6/22 曇りのち晴れ


昨日、泊まった苫前町は三毛別、ひぐま事件で有名な所だ。ノンフィクション作家の吉村昭がこの事件を題材の書いたのが「熊嵐」と言う小説である。

私はこの作家のファンだったので小説は読んでいたが、この苫前(三毛別)で起った事件だとは知りらなかった。

大正初期、三毛別(さんけべつ)の六線沢で貧しい生活に耐えながら原野を切り開き耕作していた15戸の家族にこの悲劇がおきた。

大正4年12月9日380gの巨大なヒグマが現われ、冬眠を逸した「穴持たず」と呼ばれるこの熊は、空腹にまかせて、次々と人家を襲い、臨月の女性と子供を食い殺した。

さらに人々が集まった悲しみの通夜の場に再び、この熊が現われ、通夜は一転して悲劇と怒号の渦、無残にも結局10人の婦女子が殺傷(7人死亡で3人重症)され、獣害史上、最大の悲劇と言われてる。

昨日は道の駅の休憩室で簡単な夕食を食べブログ更新をする。宿泊は休憩室では出来ないので隣にあるB&G海洋センターの軒下にテントを張ることにした。

道の駅に風呂があるので人の出入りが多くなかなか寝付けなかった。夜中目が覚めると雨の激しい音がしていたので明日は完全な雨かなと思った。

朝、目が覚めると雨はやんでいた。ばたばたテントを回収して5時45分にスタートする。近くにコンビニがあったので朝食、しばらく歩いていると農作業している人がいた。

よく見ると靴は長靴、服は繋ぎの防寒着、顔には鼻まである目だし帽、完全な冬使用だ。こっちは半袖のシャッで歩いているのにやはり北海道の人は寒がりだと思った。

今日の目的地は留萌、距離にして50km以上あるのでかなりのハイペースで歩かないといけないので気合を入れて歩く。昼もコンビニ弁当、量が多かったので半分残し、後で食べることにした。

14時過ぎ、徒歩で日本縦断のおじさんと会う。年齢は70歳で実に元気がいい。60歳で一度縦断して、そのあと再就職して70歳まで働き、今度は日本海のコースで日本縦断にチャレンジしているらしい。

静岡県の人で富士山も普通は5合目から登るのをこの方は海抜0mから、山頂まで登るそうだ。ゆっくり話をしたかったがお互い、先があるので名刺を交換して別れる。

留萌の町に入ってから、トラックの運転手から缶コーヒーを2本頂いた。しばらく歩いていると今度は道路沿いの主婦の方が頑張ってくださいと、栄養ドリンクと、コーヒーを頂いた。もらい物が多くどこに収納してよいのか分からないほど、缶コーヒーだらけになった。

宿泊地の留萌のライダーハウスには17時40分に到着、今日はよく歩いた、距離にして55kmぐらいはあると思う。ここのみつばちハウス留萌は旅人(ライダーチャリダー、ウォーカー)用の民営無料宿泊施設で井原水産(株)のボランティア支援のもとで成り立ったいる。旅人にとってはありがたい場所だ。



                  今日の写真


              お世話になったB&Gの軒下
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              苫前の資料館 時間が早く見られなかった
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              シンメトリー熊
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               元気な日本縦断おじさん
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               風よけの板塀
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               海沿いの花
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                漁港              
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                 ホタテ用網                
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                 漁村風景
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                 古い家
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                 昼下がり
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                  青春
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by musashigaiku | 2010-06-22 20:55 | 北海道  

夏の花

6/21 曇りのち晴れ

初山別の旅館でゆっくりして夕食は近くの丸天食堂に行くことにした。メニューを見るとソースカツ丼と言うのがあったので食べることにした。

ごはんの上にキャベツの千切りが、これでもかと言うぐらい乗っていて、その上はカツがどーんと所狭しと並んでいる。さらにその上にソースがたっぷりかかっていて、おいしそうだ。

若者に人気があるそうだが食べてみて納得した。ボリュームがあって味が濃く、ソース味が食欲をそそる。

旅館に帰ってブログや写真の整理をしたあとに、風呂に入ることにした。ズボンを脱いでふと足をみると大腿部から膝付近までが内出血したように青くなっていて驚いた。

最近、体重が極端に減って不安に思っていたがやはり、身体に異常があって病気になったんではないかと、その時思った。落ち着いてよく見るとGパンの内側が青く斑になっていたので、これかも知れないと思ったが、取り合えず風呂に入って見ようと思った。

風呂で石鹸をつけて足を洗ったらきれいさっぱり落ちたので安心した。3日ぐらい前に雨の中を歩いたときにGパンの色が付着したようだ。これで一安心だ。

朝食は旅館で食べることにした。ここの主人(男性)が作った料理で以前はお客さんから「こんな物は食えないよ」と言われ、「仕事が終わったら俺が料理を教えるので待っていろ」と何回も言われたらしい。最近はどうにかまともに作れるようになったと笑いながら言っていた。

出発の準備が終わり、お世話になった礼をいってスタートしようとしたら、「中村さんこれ」といって缶コーヒーを手渡された。

お礼を言って7時にスタート。今日は天気は下り坂で空はどんよりと曇っている。朝しっかり朝食を食べたので昨日のように身体もだるくなく、快調に歩けそうだ。

初山別の町を出て、小さな峠を下ったあたりから急に視界が開けた。右手に海が迫ってきて波の音が聞こえてきた。波の音を聞きながら歩くと言うのは、贅沢な旅かもしれないと思った。

道沿いの春の花はすっかり姿を隠し、夏の花(しろつめ草やあかつめ草、オレンジのエゾキズゲ、白のノコンギク、ルビナス、コウリンタンポポ、ミヤマコンポウゲ、コウドリナ、その他色々)が短い夏を惜しむかのように咲き乱れている。

しばらく歩いていると車が停まった。よく見ると旅館の主人だった。「これ中村さんのでしょう」と言って水の入ったペットボトルを渡された。「こんなもの、わざわざ持ってこなくても良いのにと」言うと、「羽幌町まで行くのでついでに持ってきた」と言って「頑張って下さい」と言って、車から手を振った。

この先、羽幌町まで何もないので12時前に道路沿いで、食パンにジャムを塗って、旅館の主人から貰ったコーヒーで簡単な昼食を食べる。

12時半、羽幌町の市街に入る。コンビニでソバを食べ、ホームセンターで少し買い物をする。ここは道の駅やキャンプ場、ライダーハウスもあり宿泊するには最適だが、時間が早すぎるのでひとつ先の苫前を目指す。

苫前町には15時半に着く。コンビニで食料を調達して今日は道の駅近くのキャンプ場で泊まることにした。



                    今日の写真

               お世話になった岩手屋旅館
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               ソースカツ丼
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               羽幌町の入り口に
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               水模様
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                農作業
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                 エゾキスゲ                 
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                  案山子
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                   廃屋
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         なにこれ 珍百景    根性のあるピン
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by musashigaiku | 2010-06-21 17:16 | 北海道