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元気を取り戻した福島県

7/30日  曇り時々晴れ

みはらし旅館は人が噂するほど悪い旅館ではなかった。部屋は古いが部屋はきれいに管理されていて何も問題なかった。風呂も入れたし文句なしだ。

昨日から身体の疲れが出て体調が良くないのでブログを更新して21時に寝る。朝は6時起床。ひさしぶりによくな眠れた。

朝は予約はしてなかったが朝食を食べることにした。簡単な朝食だといっていたがご飯は超大盛り、味噌汁、ノリ、納豆、ハムエッグ、牛肉の炒め物、漬物、その他、のいたれりつくせりの朝食だった。

食事をしながら旅の話を色々としてると、真ん丸い顔でクスクスと良く笑った。本当に愛想の良い女将さんでまるでこけし人形のような可愛さがある。

旅館を7時半にスタート。天気は曇り、昼から雨だ降るといっていたので少し心配だ。昨日、海沿いの道があまり単調で宿泊場所がなさそうなので6号線に出たが、これは間違った判断だったと思った。

この国道はコンビニ等は所々にあるが山の中を道路がアップダウンして縫っているだけで全く面白みがないと気付いた。9時過ぎに坂元町に出た。左折すると海沿いの県道38号線だ。このまま進んでも面白くなさそうなので左折して県道に出る道を歩いた。

30分で県道38号線に出る。やはりこちらの道のほうが面白そうだ。1時間ぐらい歩くと突然海が見えて来た。海を見た瞬間、なんだか目頭が熱くなって涙が出そうになった。ああー。「海はやはりいいいな・・・」と心から思った。

10時50分福島県に突入、昔は県境に来ると「ここまで来たんだ・・・・」と感慨深いものがあったが今はその思いも少なくなった。しばらく行くと古い漁港に出た。釣師と言う地名だ。道沿いの家の納屋からおじいさんが足を引きずりながら出て来た。

日に焼けた太い腕で昔は漁師をしていたなと直感で分かった。近づいていって「暑いですね・・」と言って言葉をかけた。「どこから来たかね」とガラガラ声で言った。「九州からです」と私が言うと驚いたような顔で「それは大変だ」と言った。

顔を良く見ると実に人間らしい良い顔をしている。日本版 「ヘミングウェイ・老人と海」だ。許可を貰ってバチバチシャッターを切った。手応えは充分にあった。最高だ。

14時過ぎに相馬市大津、近くに食堂があったので昼食、ラーメンを注文したら、味噌がのったご飯をおまけで付けてくれた。親切な食堂だ。いままで歩きの旅人が何人も来たそうで色んな話をしてくれた。

30分ぐらい歩くと大きな橋に出た。松川浦大橋、こんな田舎の漁村に似合わないような立派なつり橋で周辺は港や公園があり施設も充実している。

橋を下って少しいったところに海水浴場があった。防波堤に何人か座っていたので言ってみる事にした。話をしてみるとサーファー仲間のようだ。海を見ると波際でサーファーが何人か波に乗って遊んでいた。

一人がプロのサーファー、それにサーファーカメラマンとサーファーの3人だ。橋のことを聞くと、「昔この町に天皇陛下が来たのでこんなに立派になった」と教えてくれた。。仲間の一人が「やはり天皇陛下がこないと駄目だな」と笑いながらいった。

私が「記念に写真を撮らせてくれませんか」と頼むと、私のカメラで記念にシャッターを切ってくれた。最後はみんなに励まされながらその場を後にした。

しばらく歩いていると車が停まった。先ほどのサーファーカメラマンだ。「歩きの旅は大変でしょ」と言って「これ差し入れです」と言いながら「スポーツドリンクと牛丼、ビール、酒、これだけあれば一晩が過ごせるでしょう」と言い、「荷物になるけど」と言いながら渡してくれた。「ありがとうございます、本当に助かります」と言って声を震わせて言った。

海を見ながら差し入れをくれた人達を思っていたら急に大声で叫びたくなるような感動を覚えた。そして何だか元気も出てきた。

16時前に磯辺と言うところについた。ガソリンスタンドの人に聞くと学校のある坂を下ったところに海水浴場があると言うので入ってみることにした。

海水浴場は閉鎖になっていた。海は防波堤が横に続いていて砂浜には出られない状態だ。これではとてもテントは張れない。しばらくその近所をうろうろしていたら軽トラックにのった男の人がいたのでテントを張れる場所を聞いてみた。

色々話していると、「それでは特別にここに泊まらせてあげるよ」と言っていって畳のある部屋に案内してくれた。水やテレビ、電源もあり、最高にラッキーだった。


                今日の写真


           お世話になったみはらし旅館
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               ようこそ福島県へ
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                松川浦大橋  
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               感動の海
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               海の家
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                シャワー
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                サーファー仲間と
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                クレヨンしんちゃん
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                海の男
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by musashigaiku | 2010-07-30 21:17 | 福島県  

感動のおにぎり弁当

7/29  曇りのち雨



春日旅館、6時起床、昨日買っていたコンビニ弁当を食べる。出発の準備をして玄関に出ると皆が見送りしてくれた。ここの女将さんがなんとおにぎり弁当を作ってくれていた。本当にやさしい心遣いの女将さんだ。皆に拍手され「頑張って」の声を聞きながら旅館を7時20分にスタートする。

国道まで1kmの道のりだ。古い漁村の町でなかなか情緒がある。キョロキョロしながら歩いていると、古い家の破れた障子の前にクロネコがいたので何枚かシャッターを切る。

今日はあまり体調がよくない。身体がだるく力が出ない。昨日食べた格安の中国製のラッキョが良くなかったのかもしれない。1ヶ月前に食べたときも胸のあたりがもやもやして調子がよくなかった。

道路は相変わらず単調な右も左も田んぼ田んぼの風景でシャッターさえ切ることが出来ない。丁度通勤時間帯と重なり車が多く歩きにくい。

12時に亘理町の手前にミニストップがあったので昼食、朝旅館から頂いたおにぎり弁当を開く。梅入りの海苔おにぎり2個、塩魚、2匹、きゅうりの漬物3本が入っていた。

一つ一つが丁重に梱包され保冷パットと一緒に保冷用の銀マットで包まれていた。女将さんの心遣いがひしひしと感じられ感謝の気持ちで一杯になる。

ミニストップで横にいた、おやじさんに道路情報を聞いてみた。この先も田んぼばかりの道が続いているようなので6号線まで出ることにした。

途中から雨が降り出しカッパに着替て歩く。蒸し暑くてシャッが汗でネタネタして気持ちが悪い。思っていたより6号線までは長くクタクタになる。15時前に亘理町の市街地にやっと入る。

体調が悪く、きついのでこの辺で歩きを止めようと思った。近くに旅館があったので入ってみる。なんと宿泊代がべらぼうに高い。少し交渉してみたが、あまり進展がないのであきらめた。

仕方ないので6号線まで出て様子を見ることにした。JRの駅はあるが国道からかなり離れているし確実に宿泊できるかどうかわからない。

しばらく行くとドライブインがあったので近くに旅館がないか聞いてみた。この先の山本町の道路沿いに、みはらしドライブイン(旅館)があると言うので電話で聞いてみた。泊れそうなのでそこまで行くことにした。

いくら歩いても旅館がないので不安になり、道路横の車やに聞いてみた。「10分ぐらい歩くとあるが、あそこは最低だよ」と笑いながら言った。「何が最低なのですか」と聞くと「飯はまずいし旅館も汚い」と言った。

「私は泊まれればよいので」といって行こうとしたら、店の中から若い男が出てきて「歩いて日本一周しているんでしょ。ラジオで日本一周の旗をたてて歩いているおじさんがいると放送していましたよ」と教えてくれた。

そういえば2時間ぐらい前に車から大きな声で「ラジオ聞きました。頑張ってください」と言って走りさった男がいたのを思い出した。

その時はラジオから取材を受けてないので人違いだろうと思っていたが、どうも私のことらしい。一方的に放送されてもあまり面白くないが、放送されるだけでもありがたいと思った。

17時30分にみはらしドライブインに着く。妙に愛想の良い、顔の真ん丸いおばちゃんが出てきた。「素泊まりで良いので泊まれますか」と私が聞くと「大丈夫ですよ」とニコニコして答えてくれた。

チンご飯と少しのおかずはあるが少したりないのであまり物でおかずを作ってもらった。部屋はあまりきれいだとは言えないが私には充分の施設だ。風呂もあるし貸切状態で文句なしの旅館だった。



今日の写真


             お世話になった春日旅館夫妻
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             自宅のネコ(ももちゃん)のそっくり
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             小学校の校庭(漁村らしく遊具にも船が使われている)
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             この辺りの古い家は大きな木で覆われている
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             拳の大きさもあるアザミ?
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by musashigaiku | 2010-07-29 20:07 | 宮城県  

終わり良ければすべて良し

7/28  晴れ



朝5時起床、テントを片付けていたら散歩中の男の人が来た。年齢は60歳前後でスポーツマンタイフの人だ。色々聞かれたので一通りの事を話した。

朝は8km毎日歩いていて昼はテニスをやってるといっていた。実際の年齢はなんと75歳だった。信じられないような若さだ。帰り際に本来はここはキャンプ禁止だが早く出発するようなので問題はないよと言って去っていった。

公園を6時前にスタート。今日も天気は快晴で暑くなりそうだ。朝は何も食べずにスタートしたので腹はペコペコだ。1時間以上歩いても商店やコンビニがないので手持ちの食パン2枚にジャムをつけて食べ、それから昨日貰ったきゅうりとトマトも一緒に食べる。こんな食事では腹は太らないが食べないよりはましだ。

7時半に塩釜市に入る。丁度、吉野家があったので納豆朝食を食べる。食べる話ばかりで申し訳ない。10時過ぎ多賀城市に着く。暑くて暑くてたまらん。まだスタートしてから3時間しか経ってないのに歩くのを止めたくなった。

しばらく行くとマクドナルドがあったのでブログを兼ねて休憩することにした。夏休みなので、お客さんが多く座れる場所がないぐらいに混雑している。コーヒー一杯で1時間以上ブログ休憩した。

13時に仙台港近くを通る。あの拓郎の落陽の歌詞、「苫小牧発仙台行きフェリー♪」だ。45号線を途中から10号線を歩き名取市方面に行く。

この道は少し遠回りになるが海に近いほうが面白そうなので選んだ。ところが自分が想像していた道とは大違いだった。右も左も田んぼで何もない単調な道が連続して続いている。

荒浜地区を少し過ぎたところに海浜公園のようなところがあったので言ってみる。テントを張れそうなところもあったが時間も早いし、あの蒸し風呂のようなテント泊は今日はしたくなかったので近くにいた家族連れに泊れる宿を聞いてみた。

するとこの10号線沿いは民宿や旅館はほとんど見かけないと言う話だった。仕方ないのでもう少し先の町まで歩くことにした。

しばらく歩いていると先ほどの家族連れが車で来てナビで調べたら、この先2kmぐらいの橋を渡ると左手に旅館が2軒あると教えてくれた。私のためのわざわざ調べてくれて本当にありがたかった。車が去るとき窓から子供たちが「頑張って」と大きな声で応援してくれた。

教えられた通りに橋を渡り、左折して、人に聞きながらその旅館を目指した。大きな川の横に春日館と言う旅館があった。泊れるかどうか聞いてみると「今日はお客さんが多く満員です」と断られた。

「どこでもよいので素泊まりで泊めてもらえませんか」と言うと「一人ですか、ちょっと待ってください」といって、又、戻ってきた。「一部屋ありました」と言うので泊めてもらうことにした。

宿泊代は素泊まり4,000円だったが、少し安くしてもらい3,500円のしてもらった。食事はコンビニで買った弁当を食べようと思っていた。

旅館の女将さんが「ごはんありますよ」と言うので「それは助かりますと」私が言うと「味噌汁もつけてあげますので元気を付けてください」と言ってくれた。

風呂から上がったところで食事が出来ましたというので部屋にもってきてもらった。見てびっくり、ごはんと味噌汁だけではなく、魚や刺身等の本格的な料理だった。

「このおかずは払いますので」と言うと「これを食べて元気をつけてください」と言って無料にしてくれた。今まで色んな民宿や旅館に泊まったがこんなサービスの良い旅館は初めてだ。感謝、感謝の春日館だった。この事をブログに書こうと写真も撮らせてもらった。

しばらく部屋でくつろいでいると先ほど風呂で一緒になった男の人が話を聞かせてといってビールを持って訪ねてきた。私が酒は飲めないというと2Lのウーロン茶を持って又、来た。

歩きの旅の話を一通りすると誰でも出来ることではないので頑張ってと励まされた。名前は織田さん。看板屋さんだ。仕事でこちらに来てるらしく、すごく教養のある方だった。環境や教育の話をして頂き、説得力のある内容ですごく勉強になった。


                   今日の写真



        お世話になった松島の観光案内用テント
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               こんな所で何をしているのかな。
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                ロボット顔
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             奇抜な塩釜港の遊覧船
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            春日館のサービスのおかず        
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by musashigaiku | 2010-07-28 21:45 | 宮城県  

宮城県人のやさしさ 

7/27  晴れ

昨日泊めて頂いた前田さんは奥さんと二人暮しで、私のような見ず知らずの人間をよく泊めてくれたなと思った。いままで北海道で2回泊めて頂いたが、いずれも独身者だった。

今回は、家庭を持っているので、よほど奥さんの理解がないと普通は他人を泊めたりはしないだろうと思った。本当にやさしい心の持ち主で感謝の気持ちで一杯になった。

前田さんは武道をやっていて合気柔術の有段者だった。私も若い頃に空手をやっていて合気道には興味があったので合気柔術のデモテープの映像を見せてもらった。

合気柔術は合気道と少し違っていて気で相手を倒す柔術で、相手を軽く触っただけで大の大人が簡単に倒れてしま恐るべき柔術だった。旅の話や武道の事で話は尽きないがブログ更新や明日の準備もあるので部屋で少し時間を頂いた。

朝は手作りの朝食をご馳走になり随分世話になった。8時過ぎに前田さん宅をスタート、これから先の道の情報や宿泊先の事も教えていただき、最後の最後までお世話になった。記念に自宅の庭のまえで写真を撮らせていただいた。

今日は45号線を松島を目指し歩いていくことにした。10時過ぎコンビニ(ミニストップ)があったのでサンドイッチとコーヒーで昼食?。このコンビニは店内にテーブルとイスがあるのでゆっくり休憩が出来るのでありがたい。

鳴瀬川を過ぎてから45号線を左折して海周り(奥松島)のコースを歩くことにした。少し遠回りになるが海岸沿いの道なのでこちらを選んだ。

12時に奥松島に着く。東名運河と言う川があって対岸は松の木が並んでいて数多くの船が停泊していた。川の中ではしじみ取りをしている人がいて、面白いので何枚かシャッターを切る。

途中、小さな峠があり下ったところで真っ黒に日焼けしたチャリダーに会う。名古屋から来たらしく今から北上して北海道に行くようだ。ゆっくり話をしたかったがお互い先を急ぐので「じゃあ元気で」といって分かれた。

松島の手前で今度は衛生会社のおじさんから声をかけられた。少し手前で私を見たようで近くに来たら冷たいお茶でもご馳走しようと待っていたらしい。

名前は高橋さん、鳴瀬衛生興行の社長さんだ。非常に気さくな方で冷たいお茶と栄養ドリンクをご馳走になった。高橋さんは当時は金の卵といってもてはやされた時代に中学を卒業して集団就職で東京に出ていったそうで、8年ぐらいして地元に帰ってきて今の仕事を始めたそうだ。

当時、東京でお世話になった社長さんとは今でも交流がありその方のお陰で今の自分があると言っていた。非常に謙虚な人で身体全体から優しさが溢れているような方だった。帰りに庭でとれたきゅうりやトマトを頂いた。

15時過ぎに松島の市内に着く。近くにAコープがあったので寿司弁当を買い食べる。近くにいたおじさんが道を教えて頂き破れた地図の修理までしていただいた。

しばらく歩いていると今度は車が待っていて、「これ飲む」と言って冷えたお茶を2本頂いた。宮城県は思いやりのあるやさしい人ばかりだ。

16時にあの松尾芭蕉で有名な松島に着く。伊達政宗の記念館があったので行ってみたが入場料が1,000円と高いので記念館の写真のみにした。温泉地に入ると大きなホテルや旅館が立ち並び圧倒された。

今日はこのまま通り過ぎても勿体ないので少し観光していくことにした。瑞厳寺や伊達の茶屋を散策して写真を撮りながら歩き回った。

うろうろしていたら17時過ぎてしまった。暑い時期はあまり無理はしないように心がけているので歩行距離はあまり稼げてないが今日はここで泊ることにした。

問題は宿泊場所だ。旅館ならすぐ見つかるが観光地なのでどこにでもテントは張れない。近くの喫茶店でコーヒーを飲みながらブログの更新する。

少し暗くなってから近くの公園に行ってテントを張る。夜は暑くて暑くてとても眠れる状態ではない。深夜になってやっとそこし温度が下がった。これなら寝れるかなと思ったら又、アベックが来てぺちゃくちゃと喋るので今日もあまり眠れなかった。


                    今日の写真


              お世話になった前田さん夫妻
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               ジェット機?
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               見事な山
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                形の良い松(笠松)
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                生きる
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                止まり木
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                 瑞厳寺 
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            松尾くん 疲れているのか  同じ旅人だろ 元気をだせよ          
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                  伊達家茶室の一隅
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by musashigaiku | 2010-07-28 11:01 | 宮城県  

300回も旅人を泊めた人

7/26  晴れ



昨日の津山道の駅は24時間開放の部屋があったのでそこにテントを設営した。食事やブログも済んで久しぶりに自由な時間が出来たのでギターを出して弾いていた。

しばらくすると60歳前後の背の高い男の人が入ってきた。日に焼けて色が黒く頭はスキンヘッドだ。私がギターを弾いていると反対側のスペースに座ったので、てっきり私の歌を聴くつもりでそこに座っていると思い、拓郎の襟裳岬を1曲ふるに歌った。

歌い終わってもあまり反応がないので近づいてみると、歌を聴くために座っていたんじゃなく絵を描いたのだ。興味があったので絵を見せて頂き写真も撮らせてもらった。絵は抽象画のようで唐草模様のようなデザインンで何だか生物がうごめいているようにも見える。

本人に聞いてみたら手の方が勝手に動いて絵を描いてるそうで自分でイメージして描いているわけではないといっていた。本来は陶芸家で名前は岩村さん。今は1ヶ月ぐらいの期間で自転車の旅を続け色んなところで絵を描いているらしい。自宅は気仙沼で東京で同窓会があるときは自転車で行くそうだ。

岩村さんの旅の話の中で興味深い話があったのでここで紹介したいと思う。ここより一つ先の石巻市に上品の郷と言う道の駅があって、その近くにMさんと言う方が住んでいるそうだ。


Mさんは20年前ぐらいに息子さんを亡くしており、息子さんと同じぐらいの年齢の若者がくると自宅に無償で泊めて世話をしているらしい。そのことがネット上で広がり、無償で泊れる宿ということで、多くの人に知られるようになったそうだ。

今まで数多くの若者を泊め、そこ数は300人以上になり、このことがマスコミに伝わり、テレビ局の取材もあり、色んな人が押しかけたそうだ。

ある日夜中にガタガタと音がしたので起きてみると部屋の中を物色していた男(泥棒)がいたのでMさんはその男を説教して、一晩泊めてやったそうだ。その男はMさんのやさしさに心を打たれ涙をながして帰っていったそうだ。

さらに、この男は偽善者ではないかと、言う男が来てナイフを持ってきてMさんを脅したそうだ。実際会ってみるとそうではないことがわかり、納得して帰ったそうだ。

テレビ局のトラブルやその他、色んな問題が起こり、Mさんの本来の姿からかけ離れてしまったので最近は以前のように誰でも泊める姿勢はやめて、ある程度旅人の人間性を見て泊めているそうだ。私はMさんに直接あってないが一度お会いしてお話がしたいなと思った。

夜は24時間開放の部屋は暑いので外の軒下に張らせていただいた。あまり温度も上がらず快適に寝れた。朝目を覚まし、出発の準備をしていると昨日の岩村さんが来た。絵と写真は共通点があるので色々と話していたらいつのまにか7時前になっていた。

話は尽きないが何時までも話しているわけにいかないので7時前に道に駅をスタートする。しばらく歩いていたら岩村さんが自転車で追いかけてきた。途中までコースが一緒なので歩きながら話していく。

この先はコンビニが10k以上ないので岩村さんが教えてくれたコンビにまで行くことにした。45号線から外れているが徒歩で10分ぐらいのところだ。簡単な朝食をコンビニで二人で食べ分かれる。

国道は右手に北上川左手は山が続いている単調な道だ。今日も暑さは半端ではない。強い日差しではないが、むしむしと暑く汗が身体から噴出してくる。

11時前に北上町、やっとコンビニがあったので簡単な昼食を摂る。石巻市に入ってから欲しいものがあったので市街地まで言ってみる。帽子が欲しかったのだが自分が気に入った帽子はなかった。

15時過ぎから突然雨が降ってくる。カッパを着るのが面倒なので先日拾ったピンクの傘を使う。カッパのように蒸れなくていいのだが片手で武蔵号を操作しないといけないのでやはり歩きにくい。

東松島市に17時過ぎにつく。近くに牛丼のチエーン店があったので、ここで夕食を撮る。この辺りは海浜公園やキャンプ場が開いてないので宿泊先を決めるのに手間取る。

17時過ぎてもまだ宿泊先が見つけることが出来ず少しあせりだす。しばらく行くと道路沿いに公園があった。東屋もあり近くに水道もあるので今日はここで泊ることにした。

公園でブログをしていると60過ぎの自転車の男が来た。怪しまれてもいけないので、今までの歩きの経過報告をする。

しばらくすると、今度はその人が野菜を持ってきてくれたので遠慮なく頂いた。すると歩きの旅に興味があるので今日はうちに泊らないかと言った。それは有難いなと思いその方の行為に甘えることにした。

公園から歩いて10分ぐらいのところにその方の家があった。家の前では事前に連絡してたのか奥さんが待っていてくれた。美人でやさしそうな雰囲気が漂っている人だった。すぐ風呂に入れて頂き本当に申し訳ないような気分で一杯になった。夜は3人で旅の話や武道の話をして楽しいひと時を過ごさせていただいた。



                     今日の写真


                   お世話になった津山道の駅
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                   岩村さんの絵
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                   ストライク
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                   田舎のバス停
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                    蔦
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by musashigaiku | 2010-07-26 22:32 | 宮城県  

感動の差し入れ

7/25 曇り時々雨のち晴れ



昨日は海水浴場近くのレストランで食事をしてブログ更新。暗くなる前に海岸にテントを張ろうと思い砂浜に降りいこうとしたら若者が4~5人集まって焼肉をしていた。

私が横を歩いていたら、「良かったら食べませんか」と声をかけられた。私は「いいんですか」と言うと「どうど」と言うので遠慮なく食べさせて貰うことにした。話を聞くと地元の気仙沼の若者たちだった。

その中の一人が仕事で県外に出ていて何年かぶりに帰ってきたようだ。彼は「気仙沼は最高ー。」と大きな声で叫んでいた。焼肉はホルモンで気仙沼の名物だと言っていた。ホルモンはタレが最初から付いているもので、さすが名物と言うだけあって絶妙の味で非常に美味しかった。

残りの肉が残くなったので私のためにわざわざ家に帰り、肉を持って来て又、焼きだした。炭の火力が弱くて肉はなかなか焼けなかった。「おかしいな」と言ってその中の一人が試しに食べてみたら酸っぱい味がするので、この肉は止めたほうがよいと言い結局捨ててしまった。せっかく私のために肉を持ってきてくれたのに悪かったなと思った。礼をいってテントの設営にかかった。

夜は非常に蒸し暑くなかなか眠れなかった。夜中にテントを叩く音で目が覚めた。雨だ。これはやばいと思いテントを出て荷物を少し整理して出発の準備をしようとした。時計を見ると3時だった。こんな真夜中に行く当てもなくさまようのも嫌だなと思ったら雨が小降りになった。覚悟を決めてこのままここでテント泊まりをすることにした。朝まで天気は大崩せずどうにか無事に朝を迎えることが出来た。

海水浴場を6時前にスタート。天気は曇りで今にも雨が降り出しそうな空模様だ。しばらく歩いていくと商店があったので牛乳を買い、手持ちの食パン2枚を食べる。買ってから4~5日たっているのでぱさぱさしてカビくさかった。

峠を登ったところで南三陸町に入る。アップダウンを繰り返しながら道は海沿いを縫うように繋がっている。10時前コンビニで冷麺とニギリを食べ少し休んでいく。天気は曇りなので温度は高くないが湿度が高く蒸し暑くてたまらない。

三陸町を抜けて少し行ったところで車が停まった。車からまだ20代の若い男女が降りてきた。私を見ると笑顔で「頑張ってください」と言ってビニール袋に一杯入ったの差し入れをくれた。

私が「ありがとうございます。助かります」と言うと笑顔で「暑いので気をつけてね」と言って走りさった。車は岩手のナンバーだった。

中を開けて見るとおにぎりが2個、スルメ、飴、それにこちこちに凍ったお茶が入っていた。凍ったお茶が入っているという事はは自分たちで飲むものだったのではと思い、胸がジーンとした。本当にありがたいなと思った。

昼過ぎから天気が回復してきてガンガン照りの天気に変わってきた。暑くて暑くて日射病になるんではないかと思った。さらに峠が待ち構えていた。横山峠と書かれている。勾配が緩やかなのでどうにか乗り越える事が出来た。

15時前に横山地区に着く。この辺りは山が深く雪が多いのか灯油用の大きなタンクが時折見られる。古い家が多く30年位前の住居がそのまま残っていて昔の障子もまだ使われている家もあった。
写真的に面白いので許可をもらい何枚か写真を撮らせてもらった。

16時過ぎに道路沿いに津山道の駅があった。道路から少し離れているので行ってみると道の駅は公園のようになっていて屋根つきの休憩室があった。夜も開放されているようなので今日はここにテントを張ることにした。


今日の写真


              ホルモンをおごってくれた気仙沼の若者
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                 お世話になった二十二浜
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                感動の差し入れ
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                白壁の家
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                洒落た駐車所
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                 赤い帽子
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               古い障子の家1
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               古い障子の家2
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by musashigaiku | 2010-07-25 17:44 | 宮城県  

猛暑の中の歩き

7/24  晴れ



久々の旅館泊まりだった。テント泊で出来ないことをあれこれしていると、いつのまにか12時を過ぎていた。朝は6時起床、昨日洗濯したシャッは、おかみさんの指定した所に干していたが全く乾いてなかった。仕方ないので武蔵号のお尻の部分にぶら下げて乾かすことにした。

旅館を7時過ぎスタート。45号線に戻っても面白くないので気仙沼市内を歩いていくことにした。しばらく行くと漁港がありなかなか雰囲気は良い。

この辺りは古い建物が多く、酒屋、商店、蔵、等、一昔の建物が多く歴史を感じさせる。写真を撮りながら少し散策して歩くことにした。

1時間ぐらいで46号線に出る。日が昇るにつれて暑さが本格的になってくる。頭から水をかぶり、バンダナを濡らして、暑さ対策をして歩く。ガンガン日が照りバンダナも一時的に涼しいだけで、すぐに乾いてしまうほどだ。、

Aコープ(スパー)があったので簡単な朝食を買い、店内で食べさせて頂く。お礼をいって歩こうとしたら、店の人がプチトマトの袋入りを持ってきて、「冷えていますので食べてください」言って手渡ししてくれた。トマトは暖かくなると美味しさが半減するので歩きながら食べた。冷たく冷えていて新鮮で美味しかった。

12時に大谷海水浴場と言うところに着いた。道路横を少しはいるとすぐ海岸があるので入ってみた。まさに夏本番だ。ピーチパナソル、テント、浮き袋、カラフルな色は砂浜を埋め尽くしている。

時折ビキニ姿の若い女の子が歩いていて、修行中の私には目の毒なので後ろ髪を引かれる思いでその場を去る。

気仙沼市内を過ぎてから峠はとうげ?を越したようだ。ただ暑さが半端ではなく、毎日こんな猛暑で歩きの旅は続けられるんだろうかと思ってしまった。

14時過ぎにコンビニでハンバーグカレーを食べる。暑いときはカレーは食欲が出てよさそうだ。しばらく歩いていると車が停まり。「先ほど見かけました、これ」と言って30位の女性がアクエリアスを2本くれた。「ありがとう御座います」と言うと「暑いので身体に気をつけてください」と言って、去っていった。

昨日もスポーツドリンクを頂いたので武蔵号の上はドリンクだらけになってしまった。本当にありがたいことだ。

相変わらず暑さが続き、半ズボンの足もまっかっかに日焼けしてしまった。後ろから太陽が容赦なく照りつけるで、暑くなった鉄板を背負って歩いているようだ。今日は暑さが厳しいので少し早めに歩きを止めようと思う。

16時前に二十一浜と言う海水浴場があったのでそこにテント泊まりをすることにした。近くにレストランがあったので少し涼しくなるまでブログを更新して夕食を食べることにした。



今日の写真


             お世話になった斉藤旅館
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                 新聞看板集合
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                 大谷海水浴場
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                 気仙沼の古い建物             
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                   窓辺
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                   蔵
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                 見事な蔵 正面
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                   現役です
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by musashigaiku | 2010-07-24 18:00 | 宮城県  

岩手県の中学生は偉い  宮城県突入

7/23 晴れ



昨日は大船渡市盛町の盛川の河川敷にテントを張った。下がコンクリートで大きな丸い運動場のようになっていてベンチが何箇所かある。テントはベンチの前に張った。

今日は無風状態で中に入るとジメジメとして非常に暑い。テントの扉を開けると冷気が入ってくるが虫が入るので僅かな隙間を開け寝た。夜は思ったより暑くなく、どうにか眠れた。

4時半 起床。靴底の磨耗が限界にきている。特に右足の磨耗が激しく、下地が少し出ている。この辺りは修理する靴屋さんもないので自分で修理することにした。

道路に落ちていたチューブを磨耗に合わせて切って、接着面をコンクリートで擦り表面をザラザラにし、先日買ったゴム用の接着剤で張り合わせた。今日一日履いて、剥げなければOKだ。

5時35分にスタート。朝からガンガン照りの天気だ。しばらく行くとコンビニがあったので今日はパンと牛乳で朝食を摂る。

7時半頃、通学中の中学生に会う。学校は地元の大船渡中学だ。手にビニール袋を持って何かしているようだ。よく見るとゴミを拾っているようだ。聞いてみると学校の授業の一環で通学中にゴミ拾いをしているらしい。

自分で人が捨てたゴミを拾えば、本人は捨てないと思うし、結婚して家庭を持っても子供も捨てない。こんな素晴らしいことはない。このゴミ拾いをすべての中学に横展開すれば日本中のゴミは半減出来ると思う。

しばらく歩いていると道路横の民家のおじさんが頑張ってと言ってサイダー2本頂いた。ありがたいことだ。しばらく行くと道路の反対側に両手にステッキを持って元気に歩いているおじさんがいた。こちらに気が付いて話かけてきた。

日に焼けて健康そうな顔で体格も良い。8年前に自転車で日本一周をしたそうで、その年の夏は温度が非常に高く35℃近くあったそうで、暑さ対策で4時にスタートして14時に走るのを止めていたと言っていた。なるほど、そんな方法もあったのかと思った。

8時40分に道岡峠にさしかかる。峠の長さは3kmあるようだ。暑い上に坂が続き先が思いやられる。峠の上まで1時間近くかかった。

陸前高田町に11時に着く。、ドコモショップがあったので電源を借りてブログ更新、ここは冷たいお茶やジュースもあるので時々利用させていただいている。しばらく行くと高田松原の道の駅があった。ここはあの有名な千昌夫、村上弘明の出身地のようだ。少し休憩して先を目出す。

昼過ぎからガンガンの暑さになってきた。多分温度は35℃近くはあると思う。あまり暑いのでバンダナを濡らし帽子の後ろに垂らして歩く。10分もしないでバンダナはカラカラに乾いてしまう。アクエリアスを小まめに摂り熱中症にならないように歩く。

15時過ぎ、スーパーで買い物、バナナや安い弁当があったので買う。しばらく行くと木陰があったので弁当のごはんをお茶漬けにして食べる。

宮城県に入ってから、しばらく行った所で自転車に乗ったサングラスをかけた30代ぐらいの男に声を掛けられた。あのミスターマリックに似たような怪しい雰囲気の人だ。

武蔵号の日本一周を見て いきなり「本気!?」と言った。私は日に焼けた腕を見せれば分かるだろうと相手の腕の横に出した。するとその男は日に焼けた手を見せて「たいして変わらねえじゃねえか」と言った。確かにあまり変わらなかった。

今度は「どこから来た」と聞いてきたので私は「九州からスタートして北海道を回って今戻っている所です」と言った。するとその男は突然大声で「ハハハハ」と笑い出した。

私は「何が可笑しいですか」と聞くと「今時こんな事をしてもはやらねえな」と言い出した。私は「はやる、はやらないは関係ない」と言うと「よほど暇でする事がねえんだろうな・・・」と言い出した。

よく言うなと思ったが「暇で歩いているのではなく、目的があって歩いている」と少し怒った声で言うと「ああそうか」と言って、「じゃあ達者でな」と言って自転車で去っていつた。私は面白い男もいるもんだなと思った。

今日の目的地は気仙沼だ。出来れば16時頃までに歩きを止めたいと思っていたが、そうはいかないようだ。長い峠が待っていた。思っていたより峠は長く、喉はカラカラ汗がダラダラだが何事も修行だと思って歩いた。

しばらく行くと上の方からタイコのような音が聞こえて来た。「ドンドコ、ドンドコ」と音が続けて鳴っている。水の音かなと思ったがそうでもないようだ。

坂の上の方に少し広場があり、男がタイコを叩いていた。話を聞いてみると和太鼓の全国大会があるので練習をしているらしい。この方は和太鼓集団「気仙酔鼓伝」の代表者だった。広場の横に大きな太鼓の道場があり、中に太鼓が何台も置かれている。記念に写真を撮らせていただいて、さらに先を目出す。

少し歩いたところで車が停まった。「頑張ってください」と言って、冷たく冷えたアクエリアスを頂いた。地獄に仏とはこの事だと思った。一気に飲み干してしまう。

気仙沼に18時に着く。この暑い中を12時間以上も歩いてしまった。コンビニに公園の場所を聞いて言って行ってみたが住宅地の中の小さい公園だったので諦めた。仕方ないので今日は近くの旅館に泊まることにした。素泊まり4,000円だったが値切って3,500円にしてもらった。



今日の写真


              お世話になった盛川の河川敷
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                自分で修理した靴
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             ゴミ拾いの大船渡の中学生  
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            千昌夫のふるさと 高田松原
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                 宮城県突入 
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             峠の石碑
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                  海の神様
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                   緑の草 
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               典型的な日本の漁村風景
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                   和太鼓の道場
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              気仙酔鼓伝代表の菅野さん
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by musashigaiku | 2010-07-23 21:46 | 岩手県  

修行の道

7/22  晴れ



昨日泊ったところは荒川の海水浴場と言う名前だった。名前ばかりで何もなかったが泊れただけで良しとする。

朝起きてびっくり、テントを回収しようと武蔵号のビニールカバーを開けたら,ありとあらゆる虫が大集合だった。カバーの上に昨日食べた缶詰めの缶をゴミと一緒に置いていたのがいけなかった。

霧が出ていてテントはびしょ濡れだ。乾かす時間もないのでそのままたたむ。簡単なパン食を食べて、6時にスタート。

しばらく歩いていると霧で雰囲気の良い場所があった。写真を撮っていると近くの農家の人が来た。「霧がきれいですね」と言うと「岩手県はこの霧があるので米の出来が悪い」と言って嘆いてた。

その方が言うには岩手県県北にヤマセと言う冷たい風が霧を運んでくるので農作物が育ちにくいそうだ。霧が農作物に影響するとは知らなかった。ひとつ勉強になった。

さらに歩いていると道路横の金網に雲の巣がはっていた。よく見るとブラジャーのような形をしているので面白いなと思っていたら、「そんな風に見えるとは、まだまだ修行が足りないな」と言う声がどこからともなく聞こえた。

修行・・修行・・・そうか。修行だ。今まで歩いてきて寒さ、暑さ、雨、風、峠等に、随分苦しんだこともあったが「修行」と思えばどんな事も乗り越えられるじゃないかと思った。

これからはあまり愚痴は言わず何事も修行と思って日本一周の旅を続けようと思った。

国道の戻ったらいきなり峠だ。少し修行が早すぎるんではないか。かなりの勾配で息を切らしながら登っていく。峠を下りしばらく行くと又、峠だ。今度は勾配は緩やかだが、なかなか頂上に着かない。暑い上に坂が続くと本当にまいってしまう。

10時過ぎコンビニで朝食、昼食?の弁当を食べる。食べ終わって休んでいると近くにいた、おばちゃんが来た。色々聞かれたので一通り説明したら「この先の峠が大変だよ」と教えてくれた。

岩手県の宮古から仙台まで中でここの三陸峠が一番きついと言うではないか。いくらきついといっても引き返す訳にいかないので頑張って歩くしかない。

言ってたように坂は勾配が急で只者ではない。ハアハア息を切らせながら歩いていくと50分ぐらいで道の駅に着いた。これで終わりかなと思ったらまだ先があった。

すぐ先にトンネルがあってそれを越せば大船渡と言う町の出るといっていたが、その道は高速道路で歩行者は通れない。旧道の長い長い、坂を歩くしかない。

車はほとんど通らず、道もかなり痛んでいる。歩いても歩いても峠に着かず、くたくたになってしまった。頂上のトンネルに着いたのは12時40分だった。コンビニをスタートしてから2時間も坂道を歩いた。

14時過ぎコンビニで休憩、トコロテンを食べる。しばらく歩いているとグランドで高校生が運動をしていた。こちらを見たので手を振ったら皆が騒ぎだした。日本一周の旗が見えたのかもしれない。近づいて記念に写真を撮らせてもらった。

15時半、食堂があったので少し早いが食事をする。昨日のブログも半分しか出来てないので電源をかりブログの更新をする。


                        今日の写真

               お世話になった荒川の海水浴場
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               大船渡高校の生徒たち
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                 額アジサイ
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                 霧の道(金網は蜘蛛の巣)
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                 霧の朝 
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                 雲海
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                 坂を登る元気なばあちゃん
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                 白い木
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by musashigaiku | 2010-07-22 18:51 | 岩手県  

岩手のトンネル歩道は偉い

7/21  晴れ



昨日は浪板海岸でテント泊しよう思ってホテルに許可を貰いに行ったら管理しているのは別だった。遅くて海の管理人もいないようなので海岸の方にいってみた。

海岸の前に海の家の軒下があったのでそこに張ることにした。近くに水道もあるし波の音を聞きながら寝るのも悪くはないだろうと思った。夕食もブログも済んでいるので海を見ながらしばらくぼんやりしていた。ここの海岸は日本の水浴場の選定になっていて砂浜も白くて水もきれいだ。太平洋側の海とはとても思えない。

暗くなる前にテントをを張って寝ようとしたら暑くて暑くて眠るどころではない。まるで蒸し風呂状態だ。4日前の道の駅ではあまり暑いとは思わなかったが急に暑くなってしまった。

軒下にテントをはったのは失敗だったかもしれない。風の通りも悪いしテントの方向も良くなかった。テントを移動するのも面倒だし、このまま我慢して寝ることにした。それにしても暑い、。それに波の音が非常に大きく、さらわれそうな迫力だ。

11時過ぎぐらいから少し涼しくなった。これで寝れるだろうと思っていたら今度は車が入ってきた。アベック。、気になって又寝られない。朝まで2組のアベックが来て、あまり睡眠は取れなかった。

睡眠不足のまま5時15分にスタートする。今日も天気が良さそうだ。これから本格的な暑さが始まるので歩行距離を少し減らし早めに寝ることにしよう。

岩手県に入ってからトンネルの歩道に段差がない事に気が付いた。北海道ではこの段差で随分泣かされた。すべてのトンネル内の歩道はスロープ及び、歩道がそのままトンネル内までフラットに繋がっている。

これは歩行者やチャリダーにとっては非常に有難いことだ。又、大きな歩道には道路側にパイプのガードが付いているので安心して歩ける。北海道も見習ってほしいと思った。

少し歩くとコンビニがあったなで朝食、おにぎりセット食べ、それに夏バテ防止のきゅうりも追加する。10時前に急カーブ、急勾配の峠にさしかかる。暑い上に登りが続くと汗だくでクタクタだ。標識に恋の峠と書かれている。恋どころではない暑さで変になりそうだ。

釜石市街地に11時前に着く。食堂を探しながら歩いていると街角情報館と言うのがあった。中で休憩できそうなので寄ってみる。係りの人に聞いてみると電源も使ってよいというので休憩をかねてブログの更新を行う。

パソコンを立ち上げて使っていると係りの若いお姉さんが冷えたお茶を持ってきてくれた。岩手は親切な人が多い。1時間ぐらいブログを更新しいてお礼を言って出る。

13時道路沿いの食堂で中華丼を食べる。野菜たっぷりで非常に美味しかった。釜石を過ぎてから坂トンネル、坂トンネルと厳しい道が続く.

16時前にコンビニがあったので夕食の食材を買う。もうそろそろ宿泊先を決めないといけない。しばらく歩いていると荒川海水浴場の看板があったので行ってみる事にした。国道からかなり離れているようだが他に宿泊先がないので仕方がない。

行ってみて驚いた。とても海水浴場とは思えない所だった。左側は工事中でクレーンがたっているし、海の家もない。砂浜はあるが、簡易トイレがあるだけ。

こんな事もあるだろうと思い、ここでテントを張ることにした。座るとこがないのでトイレの石の上で食事した。先ほど買った、チンごはんとちくわ、それに缶詰めだ。ブログもこの場でしたが電源もないし半分も出来なかった。

テントは砂浜の上にシートを敷いて張った。夜は思ったより涼しく今日は眠れそうだ。それにしても寂しいところだ。


                                     今日の写真



            浪板海岸 海の家 真ん中の軒下にテントを張った
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              釜石市の街角情報館 親切な おねえさん
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               緑の館
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               浜の朝
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              アジサイの丘
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by musashigaiku | 2010-07-21 19:37 | 岩手県