北海道はあまくなかった
5/17 晴れ
昨日は駅で寝る前にコーヒーが飲みたくなったので、近くのお店で水を貰いコンロで湯を沸かし飲んだ。コーヒーは砂糖入りだがあまり甘くないので多めに入れて飲んだ。おかげで夜中にトイレに4回もいってしまった。
静狩駅を5時15分スタート、外は霧が出ていて幻想的になっている。駅の横を通る道は旧道でそのまま室蘭方面にいけると思っていたが行き止まりだったのでバイパスの37号線に戻る。
この先は峠があると聞いていたが半端ではなかった。横綱級だ。朝飯も食ってないので力が出ない。坂になると武蔵号は急に重くなる。1歩1歩踏み出しながら息を切らせて歩く。歩いても歩いてもなかなかトンネルにでない。思ったより坂は長く、もうくたくただ。かなり体力を消耗する。
やっとの思いでトンネルに出た。さあこれからは下りだと思っていたら少し進むと又、峠だ、今度は先ほどでもないがやはり大変だ。こんどこそ終わりだろうと思ったら、その先に又、峠が待ち構えていた。
1回目が横綱級だったら、今度は大関級だ。あまり腹がへったので、予備食のソーセージーを1本食べて腹をごまかす。少し進んでは休み少し進んでは休みさらに歩いていく。やっとの思いで峠を脱出した時はスタートから5時間もかかっていた。
昨日、静狩駅に泊まらないで先に進んでいたら大変なことになっていたかも知れない。峠の下にガソリンスタンドがあったのでお湯をもらい、手持ちのラーメンを食べる。親切にしていただき助かった。
少し行くとなんと食堂があった。ラーメンを食べたばかりだが、ごはんなしでは力がでない。トンカツ定食を注文する。この辺は店やコンビニがないので食堂は満員状態だった。ブログをしながら朝食兼昼食を食べる。
食事をして一息ついて少しいくと、桜のきれいな山が見えたので近くまでいってみる。カメラマンが大きな三脚を据えて写真を撮っていた。地元の人かと思っていたら茨城から来た人だった。カメラはハッセルの望遠を付けたいた。
写真の話をしていると奥さんが来て「日本一周ですか大変ですね」「家族の方は心配しないですか」と聞かれた。私は「何年も前から計画していたので大丈夫です」と答えた。「気をつけて旅をしてください」と言われ、その場をあとにした。
ところがこの先に又、峠が待っていた。かなり急な坂でハアハアして歩いていると車が止まった。先ほどの人だった。奥さんが車から降りてきて、「こんな物しかないですが食べて下さい」といってバナナとパンを頂いた。
本当にありがたいなと思った。御礼をいって別れた。坂は続き、容赦なく体力を奪う。今日は本当にくたびれた。
峠を下ったところは豊浦という町だった。郵便局に寄ろうと踏み切りを通っていたら、日本一周の自転車の青年に会う。東京からスタートして室蘭意方面に行くらしい。しばらく話をして記念写真を撮り、お互い励ましあい別れる。同じような旅をしている人に会うとやはりうれしいい。
郵便局に寄り、スーパーで少し食料の調達をする。この先に道の駅とようらがあったので寄る。中に入るとあのボクシングの内藤選手がここ豊浦の出身地だった。中に「内藤大助」記念展示コーナーがあって写真やトロフィー等が所狭しと飾られていた。
今日は少し疲れたので少し戻って豊浦駅でテント泊の予定。
今日の写真
お世話になった木造の静狩駅
霧のハイウェー
白樺林
木立模様
自転車 日本一周中の田中君
きれいな鳥ですが弱っていて動けません
まだ生きています。このままだと車に敷かれるので
草むらにそっと逃がしてやりました
内藤大助はこの豊浦町出身です。
昨日は駅で寝る前にコーヒーが飲みたくなったので、近くのお店で水を貰いコンロで湯を沸かし飲んだ。コーヒーは砂糖入りだがあまり甘くないので多めに入れて飲んだ。おかげで夜中にトイレに4回もいってしまった。
静狩駅を5時15分スタート、外は霧が出ていて幻想的になっている。駅の横を通る道は旧道でそのまま室蘭方面にいけると思っていたが行き止まりだったのでバイパスの37号線に戻る。
この先は峠があると聞いていたが半端ではなかった。横綱級だ。朝飯も食ってないので力が出ない。坂になると武蔵号は急に重くなる。1歩1歩踏み出しながら息を切らせて歩く。歩いても歩いてもなかなかトンネルにでない。思ったより坂は長く、もうくたくただ。かなり体力を消耗する。
やっとの思いでトンネルに出た。さあこれからは下りだと思っていたら少し進むと又、峠だ、今度は先ほどでもないがやはり大変だ。こんどこそ終わりだろうと思ったら、その先に又、峠が待ち構えていた。
1回目が横綱級だったら、今度は大関級だ。あまり腹がへったので、予備食のソーセージーを1本食べて腹をごまかす。少し進んでは休み少し進んでは休みさらに歩いていく。やっとの思いで峠を脱出した時はスタートから5時間もかかっていた。
昨日、静狩駅に泊まらないで先に進んでいたら大変なことになっていたかも知れない。峠の下にガソリンスタンドがあったのでお湯をもらい、手持ちのラーメンを食べる。親切にしていただき助かった。
少し行くとなんと食堂があった。ラーメンを食べたばかりだが、ごはんなしでは力がでない。トンカツ定食を注文する。この辺は店やコンビニがないので食堂は満員状態だった。ブログをしながら朝食兼昼食を食べる。
食事をして一息ついて少しいくと、桜のきれいな山が見えたので近くまでいってみる。カメラマンが大きな三脚を据えて写真を撮っていた。地元の人かと思っていたら茨城から来た人だった。カメラはハッセルの望遠を付けたいた。
写真の話をしていると奥さんが来て「日本一周ですか大変ですね」「家族の方は心配しないですか」と聞かれた。私は「何年も前から計画していたので大丈夫です」と答えた。「気をつけて旅をしてください」と言われ、その場をあとにした。
ところがこの先に又、峠が待っていた。かなり急な坂でハアハアして歩いていると車が止まった。先ほどの人だった。奥さんが車から降りてきて、「こんな物しかないですが食べて下さい」といってバナナとパンを頂いた。
本当にありがたいなと思った。御礼をいって別れた。坂は続き、容赦なく体力を奪う。今日は本当にくたびれた。
峠を下ったところは豊浦という町だった。郵便局に寄ろうと踏み切りを通っていたら、日本一周の自転車の青年に会う。東京からスタートして室蘭意方面に行くらしい。しばらく話をして記念写真を撮り、お互い励ましあい別れる。同じような旅をしている人に会うとやはりうれしいい。
郵便局に寄り、スーパーで少し食料の調達をする。この先に道の駅とようらがあったので寄る。中に入るとあのボクシングの内藤選手がここ豊浦の出身地だった。中に「内藤大助」記念展示コーナーがあって写真やトロフィー等が所狭しと飾られていた。
今日は少し疲れたので少し戻って豊浦駅でテント泊の予定。
草むらにそっと逃がしてやりました
by musashigaiku | 2010-05-17 17:36 | 北海道