元気を取り戻した福島県

7/30日  曇り時々晴れ

みはらし旅館は人が噂するほど悪い旅館ではなかった。部屋は古いが部屋はきれいに管理されていて何も問題なかった。風呂も入れたし文句なしだ。

昨日から身体の疲れが出て体調が良くないのでブログを更新して21時に寝る。朝は6時起床。ひさしぶりによくな眠れた。

朝は予約はしてなかったが朝食を食べることにした。簡単な朝食だといっていたがご飯は超大盛り、味噌汁、ノリ、納豆、ハムエッグ、牛肉の炒め物、漬物、その他、のいたれりつくせりの朝食だった。

食事をしながら旅の話を色々としてると、真ん丸い顔でクスクスと良く笑った。本当に愛想の良い女将さんでまるでこけし人形のような可愛さがある。

旅館を7時半にスタート。天気は曇り、昼から雨だ降るといっていたので少し心配だ。昨日、海沿いの道があまり単調で宿泊場所がなさそうなので6号線に出たが、これは間違った判断だったと思った。

この国道はコンビニ等は所々にあるが山の中を道路がアップダウンして縫っているだけで全く面白みがないと気付いた。9時過ぎに坂元町に出た。左折すると海沿いの県道38号線だ。このまま進んでも面白くなさそうなので左折して県道に出る道を歩いた。

30分で県道38号線に出る。やはりこちらの道のほうが面白そうだ。1時間ぐらい歩くと突然海が見えて来た。海を見た瞬間、なんだか目頭が熱くなって涙が出そうになった。ああー。「海はやはりいいいな・・・」と心から思った。

10時50分福島県に突入、昔は県境に来ると「ここまで来たんだ・・・・」と感慨深いものがあったが今はその思いも少なくなった。しばらく行くと古い漁港に出た。釣師と言う地名だ。道沿いの家の納屋からおじいさんが足を引きずりながら出て来た。

日に焼けた太い腕で昔は漁師をしていたなと直感で分かった。近づいていって「暑いですね・・」と言って言葉をかけた。「どこから来たかね」とガラガラ声で言った。「九州からです」と私が言うと驚いたような顔で「それは大変だ」と言った。

顔を良く見ると実に人間らしい良い顔をしている。日本版 「ヘミングウェイ・老人と海」だ。許可を貰ってバチバチシャッターを切った。手応えは充分にあった。最高だ。

14時過ぎに相馬市大津、近くに食堂があったので昼食、ラーメンを注文したら、味噌がのったご飯をおまけで付けてくれた。親切な食堂だ。いままで歩きの旅人が何人も来たそうで色んな話をしてくれた。

30分ぐらい歩くと大きな橋に出た。松川浦大橋、こんな田舎の漁村に似合わないような立派なつり橋で周辺は港や公園があり施設も充実している。

橋を下って少しいったところに海水浴場があった。防波堤に何人か座っていたので言ってみる事にした。話をしてみるとサーファー仲間のようだ。海を見ると波際でサーファーが何人か波に乗って遊んでいた。

一人がプロのサーファー、それにサーファーカメラマンとサーファーの3人だ。橋のことを聞くと、「昔この町に天皇陛下が来たのでこんなに立派になった」と教えてくれた。。仲間の一人が「やはり天皇陛下がこないと駄目だな」と笑いながらいった。

私が「記念に写真を撮らせてくれませんか」と頼むと、私のカメラで記念にシャッターを切ってくれた。最後はみんなに励まされながらその場を後にした。

しばらく歩いていると車が停まった。先ほどのサーファーカメラマンだ。「歩きの旅は大変でしょ」と言って「これ差し入れです」と言いながら「スポーツドリンクと牛丼、ビール、酒、これだけあれば一晩が過ごせるでしょう」と言い、「荷物になるけど」と言いながら渡してくれた。「ありがとうございます、本当に助かります」と言って声を震わせて言った。

海を見ながら差し入れをくれた人達を思っていたら急に大声で叫びたくなるような感動を覚えた。そして何だか元気も出てきた。

16時前に磯辺と言うところについた。ガソリンスタンドの人に聞くと学校のある坂を下ったところに海水浴場があると言うので入ってみることにした。

海水浴場は閉鎖になっていた。海は防波堤が横に続いていて砂浜には出られない状態だ。これではとてもテントは張れない。しばらくその近所をうろうろしていたら軽トラックにのった男の人がいたのでテントを張れる場所を聞いてみた。

色々話していると、「それでは特別にここに泊まらせてあげるよ」と言っていって畳のある部屋に案内してくれた。水やテレビ、電源もあり、最高にラッキーだった。


                今日の写真


           お世話になったみはらし旅館
f0213613_21385770.jpg



               ようこそ福島県へ
f0213613_21392159.jpg


                松川浦大橋  
f0213613_21401915.jpg


               感動の海
f0213613_21404580.jpg



               海の家
f0213613_21554417.jpg


                シャワー
f0213613_2156799.jpg


                サーファー仲間と
f0213613_21564376.jpg


                クレヨンしんちゃん
f0213613_21572563.jpg



                海の男
f0213613_2157558.jpg

[PR]

by musashigaiku | 2010-07-30 21:17 | 福島県  

<< 二宮(順次郎)金次郎 感動のおにぎり弁当 >>